【神宮大会】中央学院大が初の日本一 あわや秋季リーグ入れ替え戦の危機からはい上がった

スポーツ報知
明治神宮大会初優勝を飾り、ナインの手で胴上げされる中央学院大の菅原悦郎監督(カメラ・泉 貫太)

◆第52回明治神宮野球大会最終日 大学の部決勝▽中央学院大9―8慶大(25日・神宮)

 大学の部は、19年ぶり出場の中央学院大(関東5連盟第1)が序盤の4点差をはね返し、初の全国制覇を達成。猛追及ばずに敗れた慶大は、東京六大学勢初の大学4冠と史上6校目となる大会連覇を逃した。

 歓喜の渦には、笑顔と涙が入り交じっていた。ウィニングボールが右翼手のグラブに収まると、すでにベンチを飛び出していた中央学院大ナインは一斉にマウンドに集まった。初の決勝進出で初の全国制覇。決勝打を含む3安打3打点の武田登生(とおい)主将は「最高の気持ち」と喜びをかみしめた。

 どん底からはい上がった。秋季リーグ戦は4戦時点で1勝3敗。入れ替え戦すら頭によぎったが、そこから皆が毎日2時間近くバットを振り込んだ。「暗くなっても仕方ないので、とにかく明るくやろうと」。心機一転臨んだ結果、この日の決勝まで強打と集中打で破竹の12連勝で頂点に立った。

 ナインはスタンドの控え部員とネット越しにハイタッチ。菅原悦郎監督(60)は「なんとしても見たかった光景」。生まれ変わった中央学院大が、初の頂へ登り詰めた。(北川 栞)

 ◆中央学院大 千葉・我孫子市に本部を置く私立大学。1966年に設立され、商、法、現代教養の3学部がある。野球部は73年創部で、我孫子市内にグラウンドを持つ。千葉県大学リーグでは今秋が15度目の優勝。部員数153人。主なOBに度会博文(元ヤクルト)、秋吉亮(日本ハム)ら。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請