【ジャパンC】コントレイル最後も内枠 昨年Vアーモンドアイと同じ馬番2 矢作調教師「神様に気に入られた馬」

スポーツ報知
追い切り翌日のコントレイル。3冠馬独特の風格に古川奈は感激

◆ジャパンC・G1(11月28日、東京・芝2400メートル)

 第41回ジャパンC・G1(28日、東京)の枠順が25日、確定した。ラストランに挑むコントレイルは1枠2番。無敗の3冠ロードと同様の内枠を、矢作芳人調教師(60)=栗東=は吉兆と受け止めた。

 驚きと安堵(あんど)が入り交じったような声だった。コントレイルは1枠2番からの発走。矢作調教師は「神様に気に入られた馬なんだな」と切り出した。中間にゲート対策をしているが、中で待つ時間が少ない後入れの偶数枠が持つ意味は大きい。「正直、不安がないといえばウソになる。奇数よりも偶数に越したことはない。言うことないです」とうなずく。

 ここまでG1を7回走り、実に5回が3枠以内。昨年の無敗3冠ロードも1、3、2枠とすべて内枠だった。「最後に1回ぐらい外枠があるんじゃないかと思ってたけどね。2、4、6、8(番)まではいいなと思っていたけど、その中でも最高です」。コントレイルは昨年のジャパンCで2着。馬番2は、目の前で有終Vを見届けた前回覇者アーモンドアイと同じだ。

 3冠馬として、常に注目を集める日々。矢作調教師は「そこまでしんどくはなかった。馬の能力、それにスタッフに対する信頼があったから」と振り返る。この日、コントレイルの乗り運動に初めて、古川奈がまたがった。「見える景色が違いました。背中から色々教えてもらいました」。

 名馬の存在が人を育て、結束力をより強くする。「俺(の指示)じゃない。(担当の)金羅がこれからのために、そういう経験をさせてあげたかったんじゃないかな」。トレーナーには日々、成長していく仲間たちが頼もしく見えた。そして今、全員の視線は有終Vという一点だけに注がれている。「それは本当に間違いないです」。強い思いを乗せたワンチームで、絶好枠から栄光のゴールへ突き進む。(山本 武志)

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