【楽天】ドラフト3位の前田銀治が目指す 浅村の長打力+島内のミート力

スポーツ報知
楽天のユニホームに袖を通し、笑顔を見せる三島南・前田(球団提供)

 楽天からドラフト3位で指名された三島南・前田銀治外野手(18)が24日、静岡・三島市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸550万円(金額は推定)で基本合意した。高校通算31発の大砲は、浅村栄斗内野手(31)と島内宏明外野手(31)を掛け合わせたスラッガーになることを誓った。まずは2軍で地道に土台を作り、3年以内に“開花”を目指す。

 いよいよ、プロとしての一歩目を踏み出した。三島南・前田は契約交渉後、オンライン取材に対応。「所属先が決まって身が引き締まる思い。印鑑を押すのは緊張しました」と心境を明かした。球団からは「土台をしっかり作ること」と厳命され、「焦らず練習して3年以内に1軍を目標に頑張っていきます」と地に足をつけて進んで行くことを誓った。

 最高のお手本がチームメートになる。同じ右打ちの3番・浅村は18年から3年連続30発超えで、打点王も2度(13、18年)獲得。4番の島内も今季96打点で初タイトルを手にしている。「浅村選手の長打力、それから島内さんのミート力。特に僕はミート力がないので、細かい部分も聞きたいと思う」。バットの出し方、軌道、練習方法、食事、オフの過ごし方…。新人として先輩から学ぶべき事は山ほどある。

 現在の練習メニューは下半身のウェートに重点を置いているという。「1月の新人合同自主トレに向けてしっかり体を作れたら。アピールして名前を覚えてもらえるようにしたい」とチーム内に「銀治」を浸透させる構えだ。

 契約金については「こんな金額見たことない」と目を丸くした。使い道について問われると「炭酸水が好きなので、炭酸水メーカーを買いたい」と入寮時に持ち込む“相棒”を指名した。両親への恩返しは、今後ゆっくり考える。「試合に出て活躍することが一番の親孝行」と自分に言い聞かせるように話した。

 クリムゾンレッドのユニホームにも袖を通し、実感は増すばかり。「今までテレビで見ていたユニホーム。重みを感じました」。目指すは30発打てる中軸。浅村、島内とクリーンアップを形成する日を夢見て、バットを振り続ける。(武藤 瑞基)

 ◆前田 銀治(まえだ・ぎんじ)2003年11月19日、静岡・三島市生まれ。18歳。小学5年時に沢地ジュニアスポーツ少年団でソフトボールを始め、中学時代はスルガマリンボーイズに所属。三島南では3番・中堅を担い、投手も兼任。通算31本塁打。遠投105メートル、50メートル走6秒0。182センチ、98キロ。右投右打。家族は両親と姉、兄。

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