大谷翔平 今オフ10冠達成 「オールMLB」に史上初DHと投手でダブル選出

スポーツ報知
「オールMLB」に投打の両部門に選出された大谷(ロイター)

 米大リーグで今季活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」が23日(日本時間24日)に発表され、ア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手(27)が指名打者(DH)で「ファーストチーム」(上位16人)に、先発投手で「セカンドチーム」(下位16人)に入った。ファン投票ではDHの大谷が全選手での最多得票。1選手が2部門で選ばれるのは史上初で、ついに今オフ「10冠」を達成した。

 またしても、大谷しかなし得ない快挙となった。7月のオールスター戦にはア・リーグの一員として史上初めて投手とDHの投打の二刀流で出場。今回は、リーグの枠を超えて2021年版のオールスターチームに投打でメンバー入りを果たした。

 MLB公式サイトは「投打でオールMLBチームに名を連ねた最初の選手となり、新たな歴史を築いた」などと称賛。打者で打率2割5分7厘、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁を記録し、投手でも9勝2敗、防御率3・18、156奪三振という好成績が高く評価された。

 10月に「ベースボール・ダイジェスト」誌のア・リーグ野手部門最優秀選手に選出されてから始まった受賞ラッシュを「ありがたいです。今年の数字を評価してもらえるのはうれしいです」と素直に喜びつつ、来季に向けて国内で練習に励む日々。来季のさらなる飛躍を目指し、オフも歩みを止めない。

 ◆最優秀DH賞でも最有力

 大谷は29日(日本時間30日)に発表される最優秀指名打者(DH)賞に相当するエドガー・マルティネス賞でも最有力候補となっている。また今季のMLBレジェンダリー・モーメント賞にも「オールスター戦での二刀流出場」でノミネート。日本では、12月1日に発表される2021ユーキャン新語・流行語大賞で「リアル二刀流」と「ショータイム」が候補語に入っている。

◆大谷の受賞ラッシュ

《1》ア・リーグ野手部門最優秀選手(ベースボール・ダイジェスト誌)

《2》年間最優秀選手(ベースボール・アメリカ誌)

《3》コミッショナー特別表彰

《4》年間最優秀選手(スポーティング・ニューズ紙)

《5》年間最優秀選手(米大リーグ選手会)

《6》リーグ最優秀野手(米大リーグ選手会)

《7》シルバースラッガー賞(米大リーグ)

《8》ア・リーグ最優秀選手(全米野球記者協会)

《9》オールMLBチーム・ファーストチーム=DH

《10》セカンドチーム=先発投手(米大リーグ)

※発表順

 ◆オールMLBチーム 2019年に創設された表彰で、ファンと専門家の投票によりア・ナ両リーグの区別なくファースト、セカンドチームを選出する。各チームとも先発投手5人、救援投手2人、捕手、内野手、指名打者は1人ずつ、外野手は3人が選ばれる。日本選手ではともに先発投手として昨年、カブスでプレーしたダルビッシュ(現パドレス)がファーストチーム、前田(ツインズ)がセカンドチームに入った。

 ◆16年は日本でW受賞 2016年、日本ハム時代の大谷は投手として10勝4敗、防御率1・86、打撃で打率3割2分2厘、22本塁打、67打点をマーク。二刀流の活躍によってそれまでベストナイン投票規約「投票用紙に一人の選手を2ポジションで書いては無効」が撤廃され、投手とDHの2部門で選出された。

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