「箱根駅伝前哨戦」MARCH対抗戦で青学大が完勝 全日本大学駅伝アンカー決戦で敗れた飯田貴之主将も自己ベスト

優勝した青学大を中心にMARCH勢で気合を入れる
優勝した青学大を中心にMARCH勢で気合を入れる

 第98回箱根駅伝(来年1月2、3日)に出場する青学大、明大、中大、法大と、第100回大会での復帰を目指す立大の5校が参加し「GMOインターネットグループプレゼンツMARCH対抗戦2021」が24日、東京・町田市の町田ギオンスタジアムで開催された。

 1万メートルのレースが5組行われ、各校上位10人の平均タイムで争った結果、青学大が28分30秒72で優勝した。明大が28分48秒17で2位、中大が29分3秒12で3位、法大が29分13秒18で4位、立大が29分49秒24で5位だった。優勝チームの青学大には30万円、28分14秒34で個人トップになった青学大の近藤幸太郎(3年)に3万円の奨学金が贈られた。

 原晋監督が「箱根駅伝前哨戦」と位置づけるMARCH対抗戦で、青学大が強さを見せつけた。全体トップの近藤を筆頭に4人が28分30秒切り。19人が28分台をマークした。駒大に8秒の僅差で敗れた全日本大学駅伝で、2区14位と奮わなかった中村唯翔(3年)が28分29秒43、6区12位と苦戦したルーキーの若林宏樹が28分27秒72、最終8区で駒大の花尾恭輔(2年)に競り負けた主将の飯田貴之(4年)が28分30秒30とそれぞれ自己ベストを更新し、そろって元気な姿を見せた。

 「全日本大学駅伝から気持ちは切り替わっています。でも、あの負けた悔しさは忘れてはいけないと思っています」。飯田は表情を引き締めて話した。

 原監督は、MARCH対抗戦に向けて「快晋撃(かいしんげき)大作戦」を発令。「マーチは進むなどの意味もある。好記録を出して箱根駅伝で快進撃するという意味を込めて『快晋撃大作戦』です。私の名前の晋にも突き進むという意味があるので快晋撃とさせていただきました。快晋撃大作戦は100点満点です」と満面の笑みを見せた。

 ただ、指揮官は大会終了後、競技場で行ったチームミーティングでは表情を一転、引き締めて選手に伝えた。「ここまでは例年以上の出来。ここからが大事になる」。引き締まった顔で応えた選手は、反射材を使用した安全タスキをかけて、競技場から約7キロ離れた選手寮へ走って帰っていった。

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