【DeNA】鈴木尚典改革第1弾 宮崎、佐野、牧にバント指令「全部勝つためにやること」

スポーツ報知
鈴木尚典コーチ(球団提供)

 DeNAの鈴木尚典新コーチ(49)が24日、主力選手にも犠打を求める方針を示した。

 1998年の優勝を知る鈴木新コーチの改革第1弾だ。22日まで横須賀市の球団施設「DOCK」などで行われていた秋季トレーニングに参加していた鈴木コーチは、来季へ向けてプランを明かした。

 「本当にいい打線だとはずっと思っている。それプラスやっぱり細かなバッティングをみんなでやっていこうっていうね。三浦監督からもそういうところを『力を入れてやっていきたい』って言われている。そういうのを、例えば誰であろうとバントをしてもらうっていうのも野手には伝えて、伝え終わった」

 6年ぶりの最下位に沈んだ今季だが、打線の爆発力は12球団を見渡しても屈指だった。チーム打率2割5分8厘はリーグ2位。牧、桑原、佐野、宮崎が打率3割を超え、規定打席未到達ながらオースティンも3割を超えた。オースティン、牧、ソトは20本塁打超え。強打者をそろえたが、その一方でチーム31盗塁は12球団最少、81犠打はリーグで2番目に少なく、勝負所での得点力に課題が残った。機動力、小技を使った作戦が立てにくく、打つのを待つしかなかったという側面もあった。

 今季打線の中心を担った牧、佐野、宮崎、オースティン、ソトの5人は、キャリア通算で今季牧が決めた1犠打のみ。鈴木コーチは秋季トレに参加した牧、佐野、宮崎には「試合展開によってはあるよ、来年は。今から準備してやっていこう」と伝えたという。

 もちろん、主軸打者に犠打を求めるのは終盤の勝負所のみ。鈴木コーチは「終盤の7、8、9回にそういう展開(接戦)になったときは、全員(犠打が)あるよという意識を持ってやってもらいたい。それは全部勝つためにやること」。来春キャンプでも「おそらく増えていくと思いますね」と、犠打や進塁打の練習を増やしていく考えを明かした。

 優勝した1998年にはマシンガン打線で打ちまくって頂点に上り詰めたが、翌99年は優勝を逃した。秋季トレを初視察した4日に「(当時監督の)権藤さんはバントしなかった。98年ははまったけど、99年も数字はよかったけど連覇、優勝は出来なかった。打つだけだとダメだと思う。細かなバント、進塁打、自分を犠牲にするバッティングも必要だと思う」と訴えていた鈴木コーチ。歓喜の味を知るからこそ、主力にも自己犠牲を求めていた。

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