【こちら日高支局です・古谷剛彦】世界で注目を集めるドバウィの産駒ベンバトルがスタッドイン

スポーツ報知
ビッグレッドファームで繋養されるドバウィ産駒のベンバトル

 札幌で初雪が観測された19日は、3頭の輸入種牡馬が各スタリオンに入厩した。

 まず、社台スタリオンステーションには、英G1・2勝のポエティックフレア(牡3歳、父ドーンアプローチ、母マリアリー)がスタッドイン。英2000ギニーは、好位で折り合いをつけると、マスターオブザシーズなどとのたたき合いを制し、G1初制覇を飾る。セントジェームズパレスSでは、残り2ハロンから追い出すと、後続を一気に突き放し、2着馬に4馬身差の圧勝。2つ目のG1を手中にした。

 ラストランは今年9月の愛チャンピオンS。セントマークスバシリカとタルナワに食い下がったレースは、グリーンチャンネル内の中継でご覧になった方も多かったのではないか。父のドーンアプローチと同じG1を制した3歳トップマイラーは、仕上がりの早さも強調できる。

 イーストスタッドには、ヴァンゴッホ(牡3歳、父アメリカンファラオ、母イマジン)が入厩した。昨年のクリテリウムアンテルナシオナル(仏G1)で大外から鋭く追い込み、G1初制覇。カルティエ賞最優秀2歳牡馬に選出された。愛2000ギニーでは、2着ポエティックフレアと差のない3着に健闘。くしくもライバルと同じ日のスタッドインとなった。

 母のイマジンは、英オークスと愛1000ギニーを制した女傑。91年英ダービー馬などG1・4勝のジェネラスや、G2・2勝のオースミタイクーンが半兄におり、タワーオブロンドンも近親にいる名牝系。アメリカンファラオ産駒は、カフェファラオとダノンファラオが日本のビッグレースを制し、リフレイムが芝で3勝するなど、数少ない日本での産駒が結果を出している。今年からブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りしたフォーウィールドライブは、139頭と交配し、アメリカンファラオの人気ぶりを裏付ける。

 そして、ビッグレッドファームには、注目しているベンバトル(牡7歳、父ドバウィ、母ナーレイン)がスタッド。ヴィブロス、リアルスティール、ディアドラが出走した18年ドバイ・ターフで日本馬を一蹴してG1初制覇を飾った。ダルマイヤー大賞(独G1)とラドブロークスS(豪G1)と、世界を股にかける活躍で、今年もジョエルS(英G2)を制すなど、7歳まで活躍した。

 ドバウィの後継種牡馬では、マクフィが国内で成功を収めており、世界トップの種牡馬に君臨するドバウィへの注目度は高まるばかり。ベンバトルも実績は抜群で、ドバイ・ターフのパフォーマンスを知る日本のファンも、注目の種牡馬と言える。

(競馬ライター)

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