楽天・森原康平投手が23日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3500万円(金額は推定)でサインした。
今季は開幕2軍スタートだったが、計34試合に登板し0勝0敗、防御率2・78。「全体的に煮えきれなかったというか、悔しい1年でした」と振り返った。球団からは「勝ちパターンにしっかり入ってこられるようにというところを望んでいるから」と期待の言葉を受けたという。
課題は投球回以上の三振を奪えなかった(32回1/3で30奪三振)ことと、2割7分6厘だった対右打者の被打率。「今、主に真っすぐ、スライダー、フォークを投げているんですけど、スライダーをもう少し曲がりの大きいスライダーを投げるのか、カーブをもっと使っていくのか、チェンジアップも練習しているので、その中で来年しっかりともう1つ2つ軸になる球をこのオフから練習していきたい」と見据えた。