W杯今季初優勝の小平奈緒、レース勘とキレ戻ってきた…大菅小百合さんが分析

スポーツ報知
小平奈緒(ロイター)

◆スピードスケート W杯第2戦最終日(21日、ノルウェー・スタバンゲル)

 ノルウェー・スタバンゲルで行われ、女子500メートルで18年平昌五輪女王の小平奈緒(35)=相沢病院=が37秒52で今季W杯初優勝を飾った。同種目で通算28勝目。開幕3連勝中だったエリン・ジャクソン(米国)に0秒15差をつけた。男子500メートルは新浜立也(25)=高崎健康福祉大職=が34秒57で制し、今季2勝目。女子1500メートルは高木美帆(27)=日体大職=が1分55秒67で開幕2連勝。佐藤綾乃(24)=ANA=が1分56秒51で3位に入った。

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 小平選手は最後まで落ち着いた滑りで、すごく集中していると感じました。最初の100メートルを10秒4で入れたことで、そのスピードを使ってバックストレートで相手を追い、ぐんぐんと加速する見事なレース展開でした。100メートルをいつもよりも早いタイムで入れたことが今大会での収穫。レースを重ねるごとにレース勘も身につき、体にキレも戻ってきている印象です。

 500メートルはW杯前半4大会で8レースがあります。レースの中でしか試せないことがあるので、それが多くできることはプラスでしかなく、試しながらも表彰台に上がれていることは自信にもつながります。今回の優勝で気持ちも乗ってくると思うので、レースがない1週間で高速リンクへの準備をして、攻めのレースで記録に挑戦していってほしいです。(女子500メートル前日本記録保持者、夏冬五輪3度出場・大菅小百合)

 ◆北京五輪への道 11~12月のW杯前半戦4大会の成績により、最大で男女各9の各国・地域の出場枠が割り振られる。五輪代表はW杯4大会で種目ごとに日本連盟が定めた基準を満たせば、男女各4人までは北京五輪代表選考会(12月27~30日・長野市エムウェーブ)出場を条件に事実上内定。表彰台に複数回上がっている小平、高木美、新浜は12月の第3、4戦で条件を満たす可能性がある。残りの選手は選考会で選ぶ。

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