大関・正代が早くも4敗目「圧力が伝わってないのかな」「これ以上落とせない」

遠藤に突き落としで敗れた正代
遠藤に突き落としで敗れた正代

◆大相撲 ▽大相撲九州場所9日目(22日・福岡国際センター)

 大関・正代(時津風)が早くも4敗目を喫した。相撲巧者の西前頭4枚目・遠藤(追手風)を相手に、普段よりやや低めで立ち、左をのぞかせながら前進。だが回り込まれて突き落とされると、腹ばいになった。

 立ち合いなど取り口に関しては「(中に)入らせないようにというのはあったと思います。入らせないというのはうまくいったと思いますけど、意識しすぎたのか、足がついていかなかったのかなと」と振り返った。

 新大関だった昨年11月場所は新型コロナウイルスの影響で東京開催。熊本県出身の正代にとって大関として初めてのご当所だが、苦しい土俵が続く。「期待に応えられるようにしないとな、とは思います」と話すが、口調に元気がない。今ひとつ調子に乗れないか、と問われ「そういう場所なのかなと思います」と語り、原因を問われると「先場所に比べると、圧力が伝わってないのかなと感じます」と自らを分析した。

 今後は番付上位との取組も待っている。「まずは連敗しないようにしたいですね。そこから連勝していけたらなと思っています。上位(戦)を控えているので、これ以上落とせないとは思っています」と言葉を絞り出した。

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