◆大相撲九州場所9日目(22日、福岡国際センター)
西前頭4枚目・遠藤(追手風)が、東大関・正代(時津風)を突き落としで破って5勝目。立ち合いから前に出てくる大関を土俵際で左に開き、バッタリとはわせた。「しっかり体が反応してくれたので。ある程度は(相手が)見えていました」と、取組後のリモート取材で語った。
2年ぶりに福岡で開催されている九州場所。新型コロナウイルス感染防止の観点から、力士らは会食などの不要不急の外出は禁止されている。「僕らは九州を感じられないけど…」と明かした遠藤だが、「会場の雰囲気を感じて、ノビノビと相撲を取りたい」と気合を入れ直していた。