貴景勝が自己新の初日から9連勝 V争いは照ノ富士と並走「自分のことで精いっぱい」

豊昇龍(右)を押し出しで下した貴景勝
豊昇龍(右)を押し出しで下した貴景勝

◆大相撲九州場所9日目(22日、福岡国際センター)

 大関・貴景勝(常盤山)は、西前頭5枚目・豊昇龍(立浪)を押し出しで下して9勝目。自己新となる初日から無傷の9連勝で、一人横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)とともに無敗を守った。

 くせ者の豊昇龍を迎えた一番。当たって左でいなし、相手を正面において慎重に攻める。豊昇龍も強じんな下半身で粘って右を差したが、抱えた貴景勝が小手に振って最後は押し出した。「集中してやろうと思った。なかなか全てがうまくいかないので、そういう時も一生懸命やれれば」。土俵下に落ちた際に右膝を気にする様子も見せたが、取組後は「大丈夫です」と語った。

 8日目は、逸ノ城との2分46秒の熱戦。土俵下に飛ばされたが、物言いがつき協議の結果、まげをつかまれたことによる反則勝ちで白星を拾っていた。「反省してやっていきたい」と語っていた貴景勝。この日は「いつも同じ気持ちで、昨日も今日も変わらない。初日も2日目も一緒やし、だから変わることはないですね」と、しっかり切り替えていた。

 照ノ富士と賜杯争いで並走を続ける。大関・正代(時津風)はこの日4敗目を喫しただけに、横綱とともに一年納めの本場所を引っ張る。貴景勝は「自分のことで精いっぱい。明日の相撲に集中するしかない。集中して、やっていきたい」。初日から変わらぬ言葉で10日目を見据えた。

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