札幌4戦ぶり黒星 後半シュート11本も無得点…ペトロヴィッチ監督「決定力不足は今季途中からの課題」

敗戦にうなだれるDF高嶺(右から2人目)ら札幌の選手たち
敗戦にうなだれるDF高嶺(右から2人目)ら札幌の選手たち
シュートを放つ札幌FWトゥチッチ(右)
シュートを放つ札幌FWトゥチッチ(右)

◆明治安田生命J1リーグ▽第36節 鳥栖1―0札幌(20日・駅前不動産スタジアム)

 北海道コンサドーレ札幌が4試合ぶりの黒星を喫した。アウェー・鳥栖戦は前半38分に失点。後半の反撃も実らず、0―1で敗れた。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)が終盤の目標として「負けない試合」と掲げて以降、3試合連続で引き分けていたが、完封負けで12位からの浮上はならなかった。

 立ちふさがった壁を、最後まで崩せなかった。1点を追う後半、札幌が鳥栖陣内に攻め込んだ。途中出場のトゥチッチ(25)とジェイ(39)の2トップがゴール前に迫るも、はね返された。後半だけで11本のシュートを放ちながら、無得点での敗戦。ペトロヴィッチ監督は「決定力不足は今季途中からの課題」と嘆いた。

 指揮官の言葉は数字として表れている。今季前半戦で12得点を挙げたアンデルソンロペスが7月に中国へ移籍した。前半の19試合中6戦だった無得点試合は、後半の17試合で既に8試合に。前半の完封負けは3だったが、6試合と倍増した。チーム最多の7得点を挙げるのはMF金子。絶対的ストライカーの不在が、4試合ぶり黒星の要因となった。

 J1残留決定後、ペトロヴィッチ監督が終盤の目的意識を失わせないようにと、「負けない戦い」を目標に掲げた。以降、3試合連続で引き分けてきた流れも止まった。無得点という結果とともにその理由は明白。MF駒井善成(29)は「攻撃的サッカーをやる上で、受け身になるというやってはいけないことをしたのは反省点。前半のようなサッカーをしてはいけない」と最初の45分を悔いた。

 指揮官が「ボールを止めて探す場面が多かった」と言ったように、動きが重く、パスのテンポが上がらなければ、札幌の流れるような攻撃はできない。「しっかり次に向けて修正したい」。悔しさをにじませたトゥチッチの言葉を体現できなければ、ホーム最終戦は勝利で飾れない。

敗戦にうなだれるDF高嶺(右から2人目)ら札幌の選手たち
シュートを放つ札幌FWトゥチッチ(右)
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