11月20日の東京6R・2歳1勝クラス(芝1400メートル、9頭立て)は、3番人気のデュガ(牡、栗東・森秀行厩舎、父プラクティカルジョーク)が、見事な逃げ切りで2連勝を飾ってオープン入りを果たした。藤田晋オーナーは、鞍上の武豊騎手とともに初めて口取り式に参加して、「スタンドの方々から拍手をいただけて、気持ち良かったです」と笑顔を振りまいた。勝ち時計は1分21秒6(良馬場)。
大外からスピードの違いでハナを奪い、道中は自分のペースを刻んだ。直線もしぶとく脚を伸ばすと、最後は内を突いたモンタナアゲートの強襲を首差しのいだ。
武豊騎手は「気性が難しいところはありますね。最後もヒヤッとしましたけど、スピードはすごいので。今後はそのへんを、うまくコントロールできるようになればいいと思います」と、課題を口にしながら能力を評価した。