【巨人】北村拓己、外野挑戦“二刀流”…出場機会アップへ亀井コーチの弟子1号

スポーツ報知
外野でノックを受ける北村拓己(カメラ・中島 傑)

 巨人の北村拓己内野手(26)が19日、“亀井魂”を継承し、外野との二刀流に挑むことを明かした。亀井1軍外野守備兼走塁コーチ(39)からの「外野しっかりやっとけ」という助言もあり、期待を込められ練習用グラブまで授かった。「レギュラーじゃないので、どこでもできた方が試合出られる可能性高くなる」。1軍では外野出場のない男が、出場機会を求め燃えている。

 外野から大きな声を出し、燃える男がいた。G球場で午前中に行われた実戦形式のシート打撃で、北村は左翼の守備位置に就いた。外野での起用はイースタン・リーグでは過去にあるが、1軍では通算116試合に出場し、一度もなし。「レギュラーじゃないので、どこでもできた方が試合出られる可能性高くなると思う。中途半端は避けたい」と意気込んだ。

 今季限りで現役を引退した亀井1軍外野守備兼走塁コーチの期待に応える。「来年、外野しっかりやっとけよ。俺も(首脳陣に)言っとくから」と助言され「そう言ってもらえたのがうれしかった」と奮い立った。内外野のどちらも守れることはチームのためにもなる。ボールへの入り方からスローイング、打者によっての守備位置まで亀井の知識を吸収し、“まな弟子1号”として挑戦していく覚悟のようだ。

 思わぬプレゼントもあった。外野用グラブは用意していたがCS期間中、外野練習をしていた際に亀井に自身のグラブを渡すと「これはあかんぞ。捕れないんじゃないか?」と指摘を受けた。逆に亀井の練習用グラブを借りると「全然皮が違う。これなら捕れますね!」と驚がく。師匠から「俺が(現役)終わったらやるわ」と約束され、CS終了後のG球場で譲渡された。

 そのグラブをはめて、午後の練習でも右翼の位置と左翼の位置でノックを受けるなど、精力的に守備強化に励んだ。持ち前の長打力を生かすためにも「しっかりこの期間は練習したい」と守備の幅を広げ、実りある秋にする。(小林 圭太)

 ◆巨人の主な秋の新挑戦

 ▼亀井がサード挑戦 10年の秋季練習、キャンプでは外野、一塁は守らず、三塁の練習に専念。

 ▼野間口がサイド転向 10年の秋季練習で原監督から横手投げを勧められ、秋季キャンプでフォーム固めに励んだ。

 ▼石川慎吾が捕手挑戦 17年のフェニックス・リーグで練習を開始。秋季キャンプでは球種のサインも出すなど、実戦に備えて汗を流した。

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