『太鼓の達人』アニメ化の意図とは…プロデューサーに聞く

スポーツ報知
『太鼓の達人 アニメば~じょん!』のメインビジュアル

 今年で20周年を迎えた和太鼓リズムゲーム『太鼓の達人』が、新たな一歩を踏み出したドン! 16日にYouTubeにファン待望の公式チャンネルを開設すると、オリジナルアニメ「太鼓の達人 アニメば~じょん!」の配信を開始。コロナ禍で中止されていたeスポーツも活動を再開するなど、ドドンと話題が満載だ。新時代を迎える『太鼓の達人』について、バンダイナムコエンターテインメントのIP総合プロデューサー・佐藤秀俊さんと家庭用ゲームシリーズプロデューサーの上田彩乃さんに聞いた。

 2001年にゲームセンターで産声を上げ、リズムに合わせて和太鼓を叩く独特のゲーム性から瞬く間に人気を集めた『太鼓の達人』。19年には家庭用シリーズが世界累計販売1000万本を突破、近年では正確性を競うeスポーツとしても注目されるなど国民的なタイトルとして成長を続け、今年ついに20周年を迎えた。

 「やはりシンプルでルールがわかりやすいというのが魅力なのかなと思います」と佐藤さん。「そこに音楽という個人の趣味嗜好が掛け算されて、人それぞれ楽しみ方が違う多様性がある。世代、性別を問わず楽しんでいただいています」

 YouTubeチャンネルを立ち上げたのも、幅広い世代のファンを大切にしていこうという思いからだという。

 「世代を超えたドンだー(太鼓の達人プレーヤー)たちが集まれる場所が、実は今までなかった。コメント欄やアンケート機能などを使って、ファンの皆さんが交流するコミュニティーの場になればと思っています」

 チャンネルの目玉企画として16日からスタートしたのが「太鼓の達人 アニメば~じょん!」だ。年中オマツリが開かれている街「オミコシティ」を舞台に、「太鼓の達人」を夢見る少年・コタロウと、太鼓のどんちゃんと仲間たちがドタバタ劇を繰り広げる。

 「ショートアニメですが、毎週、飽きないように頻度高く更新していく予定です。昨今のトレンドを取り入れた内容や、テンポ感を重視した今時のYouTubeらしく、気軽に楽しめるものを配信していく予定です」

 完全新作の全編オリジナルストーリー。アニメ制作は「テイコウペンギン」や「秘密結社ヤルミナティー」で知られる新進気鋭のクリエイター集団「プロット」が担当する。

 「アニメを入り口に、敷居を低く、たくさんの方に集まっていただき、『太鼓の達人』をもっと好きになってもらいたい。長期的にチャレンジしていきたいと思っています」と上田さん。

 YouTubeという新たな“お祭り会場”を開き、ドンだーの輪はこれからもドンドンと広がっていく。

■「小学生ドンカツ王」12月以降配信

 〇…eスポーツとしても“復活”を果たす。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されていた全国大会「小学生ドンカツ王決定戦!」が再始動し、このほど都内で決勝戦が開催された。「今回は大会の勝ち負けをそのまま配信するのではなく、ドキュメンタリー形式にしようと思っています。一日の出来事を切り取って、決戦に挑む子供たちの喜怒哀楽が見てとれるような番組にできれば」と上田さん。新設されたYouTubeチャンネルで12月以降、数回にわけて配信される予定だ。

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