NHK大河「青天を衝け」岩崎弥太郎相手に奮闘中の栄一 プライベートに暗雲…妻が病に 第36回見どころ

スポーツ報知
体調を崩し、せきこむ渋沢千代(橋本愛、左)NHK大河ドラマ「青天を衝け」第36回より

 俳優の吉沢亮が実業家の渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)の第36回「栄一と千代」(21日放送)で、妻の千代(橋本愛)の体調に異変が起きる。

 栄一は岩崎弥太郎(中村芝翫)率いる三菱と引き続き対立。海運業にも乗り出すものの、岩崎は新聞というメディアを使って攻撃を仕掛けてくる。刀や武器を使わないだけで、人間の戦いは終わらない。こうやって近世から近代になったのだと感じさせられる。

 そんな中、栄一のプライベートに影が差す。長女・うた(小野莉奈)と穂積陳重(田村健太郎)の縁談が持ち上がり、めでたい空気に包まれる中での出来事。千代が病に倒れる。前週、次回の予告動画で、千代が咳込むシーンが流れた。SNS上では「大丈夫かな…」などと心配の声が相次いでいる。

 ここまで、栄一は幼なじみでもある千代に多くを支えられてきた。栄一は、幕臣時代には江戸へ出て埼玉の家を空け、さらに京都へも単身で転勤。海外へも渡航した。落ち着いて一緒に住めるようになったのは、栄一の帰国後、静岡に移住してからだ。ドラマ内で千代は栄一の行動に一切の文句も言わず。栄一の不倫も許し、さらには不倫相手とその子を我が家に入れて一緒に暮らした。番組関係者によると「放送されていませんが、千代との仲のよさが分かるシーンはここまでたくさん撮影した」という。

 前週第35回「栄一、もてなす」(14日放送)では千代が大活躍し、栄一との絆を深め合った。米国から来賓としてやってきたグラント前大統領をもてなし、前大統領の急な自宅訪問にも嫌な顔をせず、接待の陣頭指揮を執った。栄一も思わず「ほれ直した。ありがとう、お千代」とハグしたほどだ。

 また35回は女性キャスト主体の華やかな回だった。千代に始まり渋沢喜作(高良健吾)の妻・よし(成海璃子)、大隈重信の妻・綾子(朝倉あき)、井上馨の妻・武子(愛希れいか)ら女性陣が着物姿で外国人を接待。社交場に出て、歯を見せて笑う練習も全員で行い、お客様に向かって満面のスマイルも。これまで男性陣の文明開化が描かれてきたが、女性にとっての西洋化も、その一端を学ぶことができる。「青天―」は、様々な立場の人物の心理描写が細かい。感情移入がしやすいのも人気の要因だと感じる。

 第35回の世帯視聴率は12・9%。テレビ朝日系「ポツンと一軒家」の14・4%に次ぐ数字だった。新型コロナウイルスの新規感染者数が減るにつれて、出かける人が増えるのかテレビの視聴率も全体的に下がってきている。挽回に期待したい。(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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