佐藤ラニ海 北海道勢初の4強へアタック・・・都道府県対抗中学バレー12月25日開幕

スポーツ報知
佐藤ラニ海は、リーチも長く、中学男子の公式ネット(高さ230センチ)では楽々手が出る

 バレーボールJOC全国都道府県対抗中学大会(12月25~28日、大阪)=報知新聞社など主催=が2年ぶりに開催される。北海道選抜で男子の主砲と期待されるのは、チーム最長身186センチの佐藤ラニ海(らにかい、札幌清田中3年)。J1北海道コンサドーレ札幌などで活躍した父・ビジュさん(47)譲りの運動神経を生かし、道勢初の4強入りに燃えている。

 最高到達点320センチから長い手足をムチのようにしならせたフォームで放つ佐藤の強打が、次々とコートに突き刺さった。「競技は違っても父は尊敬するアスリート。現役時代の動画も見たが常にアグレッシブ。自分も高さを生かした積極プレーでチームに貢献したい」と初陣となる全国大会での健闘を誓った。

 父・ビジュさんはブラジル出身の元Jリーガー。99~02年に所属した札幌で、岡田武史監督(当時)のもと、運動量抜群のボランチとしてJ1昇格に貢献した。佐藤も小学低学年でサッカーを始めたが「上手な選手も多く、なじめなかった」。4年生からテニスを始めた。

 才能が花開いたのは、中学で友達に誘われバレーに転向してから。入学時で175センチあった長身と抜群の身体能力を生かし一気に頭角を現した。父も「自分のやりたいことをやるのが一番。やるからにはトップを目指せ」と激励。日々、故障防止のストレッチなど助言も続けている。

 縄跳びや体幹トレを行う一方、目標とするポーランド代表エースのレオンや、日本代表・石川祐希(ミラノ)のプレーも動画で研究している。道男子選抜の野崎悠平監督(32)は「経験が浅いが、恵まれた体格、運動能力で成長スピードも素晴らしい。大きく育ってほしい」と期待。佐藤も「全国大会で実戦を通し色々なことを勉強、高校生活に生かし、将来は日の丸を背負う選手になりたい」と夢を広げた。(小林 聖孝)

 ◆佐藤 ラニ海(さとう・らにかい)06年4月20日、山梨県生まれ。15歳。バレーは中学1年の夏から。今年の中体連は全市16強。家族は両親と妹。名前の「ラニ海」はハワイの「ラニカイビーチ」が好きな両親が「美しいビーチのような心を持って成長してほしい」と命名した。186センチ、70キロ。

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