【巨人】秋広優人「1年目は60点」けがなくシーズン完走も「来季は結果にこだわる」

スポーツ報知
秋季練習で汗を流す秋広。外野にも挑戦し来季は1軍定着を目指す

 巨人・秋広優人内野手(19)がこのほど、スポーツ報知のインタビューに応じ、プロ1年目を振り返った。来季背番号が「55」に内定している近未来の大砲候補。ルーキーイヤーに感じたことや今後の目標を語った。(取材・構成=灰原 万由)

 今春のキャンプで野球界の話題をさらった秋広は、プロ1年目を「60点です」と自己採点した。ファームで82試合に出場し、打率2割2分9厘、8本塁打、26打点。9月16日のイースタン・楽天戦(G球場)では涌井からソロを放つなど、着実に成長を示した。背番号は今季の「68」から「55」になることが内定。松井秀喜氏の代名詞ともいえる番号を背負うことからも、球団の期待の大きさがうかがえる。

 「1年間けがをせず、シーズンを完走できたことは良かったですし、プロの変化球にも最初の頃に比べたら対応できるようになった。でも試合に出ている以上、結果を残さないといけない。数字を見てもいい成績とはいえなかったので、来季は結果にもこだわっていきたいです」

 2月の宮崎キャンプ途中から1軍に抜てき。オープン戦も1軍に同行したがプロの壁にぶつかって開幕は2軍スタート。阿部慎之助2軍監督(現1軍作戦コーチ)は通年での4番起用を明言していたが、5月中旬は3軍に合流した。それでも、過ごした期間はプラスに生きていると振り返る。

 「1、2軍では、ほぼ毎日試合があるので、試合中に感じた反省点や課題を修正する時間が取れなかった。試合前後の練習で修正しないといけなくて、時間が足りない。でも3軍は試合が少ない分、練習時間が多いので個々のレベルアップにつながる時間、多くの時間を練習に費やすことができた。結果的に良かったというか、3軍での時間は今に生きている部分ばかりだと思います」

 3軍合流は疲労を考慮しての調整が目的だったが、もう一つの狙いは外野挑戦。これまで外野経験は一切ないが、1年でも長くプロで生きていくために挑戦を決めた。主にセンターを守り、阿部2軍監督は「丸の次にセンターのレギュラーを取ってほしい。“丸2世”になってほしい」と明かした。外野からの見慣れない景色に戸惑うこともあったが、首脳陣の期待に応えようと必死に汗を流した。

 「多くのポジションを守れた方が1軍の試合に出る機会も多くなると思う。プロで生きていくためには外野も守れた方がいいと思って、やってみようと。最初に比べたら、だいぶいい感じだと思います」

 特訓を重ねる中、チャンスが巡ってきた。逆転Vに向けた起爆剤として、9月28日の中日戦(バンテリンD)から1軍登録。プロ初打席は左飛に倒れ、初安打は出なかったが、貴重な経験だったと振り返る。

 「チャンスをモノにしたい気持ちが強かった分、1打席しか立てなくて、打てなかったことは悔しかったです。それでも打席に立つことができたという点では、まず一歩踏み出せたのかなと。1軍でプレーできたことは、とてもいい経験になりました」

 来季は「55」を背にグラウンドに立つ。まずは目標に掲げた「プロ初安打」を実現するために、オフは体づくりに重点を置きながら必死でバットを振る。

 「もっと多く1軍に呼んでもらって、そこで結果を残すためには休んでいる時間はない。東京ドームで活躍できるように頑張りたいです」

 ◆今季の秋広

 ▽2月1日 キャンプ2軍スタート

 ▽8日 プロ初実戦となる紅白戦で2安打1盗塁

 ▽12日 1軍合流

 ▽14日 球団の高卒新人では初めて那覇2次キャンプ参加が決定

 ▽3月1日 オープン戦の1軍帯同が決定

 ▽2日 長嶋終身名誉監督と初対面。右胸にタッチされる

 ▽3日 ヤクルトとのオープン戦に「8番・一塁」で先発。球団では松井秀喜以来28年ぶり高卒新人野手のオープン戦初戦スタメン

 ▽19日 2軍に合流

 ▽27日 2軍・日本ハム戦(G球場)で公式戦初本塁打

 ▽4月4日 1軍選手に新型コロナ陽性者が出た際、一時的に1軍登録されたが、出場機会がないまま6日に2軍へ

 ▽5月中旬 3軍に合流

 ▽6月1日 2軍に合流

 ▽6日 丸の指導に訪れた長嶋終身名誉監督と対面。左腕にタッチされる

 ▽7月31日 1軍のエキシビションマッチに同行し、2試合で3打数1安打

 ▽9月28日 1軍昇格

 ▽29日 代打で初打席に立つも左飛

 ▽10月1日 2軍に合流

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