北京冬季五輪シーズンが本格化…小林陵侑、高梨沙羅ら各競技の未来も背負う選手たちの活躍に期待

スポーツ報知
ともに北京五輪で金メダルも期待されるスキージャンプ男子の小林陵(左)と女子の高梨沙羅(写真は10月のUHB杯で撮影)

 夏の東京五輪から3か月が経ち、ウィンタースポーツの季節がやってきた。今季は4年に一度の大舞台、22年北京冬季五輪も2月に控えている。

 スピードスケートは14日にW杯が開幕。ポーランドでの第1戦は男子500メートルの新浜立也(25)=高崎健康福祉大職=、女子1500メートルの高木美帆(27)=日体大職=が優勝を飾った。スキージャンプの男女W杯開幕組も欧州へ旅立った。カーリング五輪最終予選、スノーボードやバイアスロンのW杯など、代表選考を兼ねた戦いもこれから本格化していく。

 北海道支局の記者としてウィンター競技選手と接する機会は多い。地域面「ほっかいどう報知」では現在、道関連選手を応援すべく、「真冬の大冒険~Roa“道”to 北京~」も連載している。

 海外転戦が常で、日本では中継も限られる冬季競技。サッカーや野球に比べ日常的露出も少なく、競技人口も限られる。そこに、コロナ渦による大会中止や練習施設制限も襲った。裾野の拡大は、札幌市が招致を目指す30年五輪に向けても一つの課題と言える。だからこそ、例えばスキージャンプ男子の18―19年W杯個人総合王者で金メダル候補の小林陵侑(25)=土屋ホーム=は「色んな人に、競技や僕たち選手に興味を持って欲しい思いもあった」と今夏からユーチューブチャンネルを開設し、積極的に発信する。W杯開幕組(男子は6人)に過去4大会出場の伊東大貴(35)や初出場が懸かる佐藤幸椰(26)ら4人を送る雪印メグミルクは今季から、選手の国内大会成績に応じた市への振興寄付金も始めた。

 メダルラッシュで盛り上がった今夏のスケートボードに代表されるように、五輪は個々の名誉はもちろん、各競技の露出増、ウェーブを起こす好機でもある。初出場を狙うスノーボード・スロープスタイル&ビッグエアの浜田海人(22)=ムラサキスポーツ北海道=は「雪の多い道内でも練習施設はまだまだ少ない。同じ選手として夏の五輪から力をもらえた。僕たちも結果を出せば見てもらえるし、競技界も盛り上がるはず」と話してくれた。欧州では人気の冬季競技だけに、選手は国内との温度差も日々味わってきた。様々な我慢を乗り越え、限られた者だけがたどり着ける大舞台。「結果で伝えたい」という選手の思いを応援したい。(北海道支局・川上 大志)

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