【チャンピオンズＣ】ソダシが初のダート追い　須貝調教師「上手に走れていた」

◆チャンピオンズＣ・Ｇ１（１２月５日、中京・ダート１８００メートル）２週前追い切り（１１月１７日、栗東トレセン）

　ダートへの初挑戦で注目を集める白毛のアイドルホース、ソダシ（牝３歳、栗東・須貝尚介厩舎、父クロフネ）が栗東で初めてＢコースでの追い切りを行った。普段の追い切りで使う坂路やＣＷコースはチップが敷きつめられているが、Ｂコースはサラサラのダート。夏の北海道ではキャンター調整でダートコースを使ったことはあるが、追い切りで使ったことはほとんどない。

　この日はアディラート（７歳オープン）を内から追走すると、直線では手が動く僚馬に対し、こちらは持ったまま。全身をしっかりと使った走りで楽々と先着した。「いいんじゃないかな。上手に走れていたし、スムーズな動きだったと思う。上がりもいつもと変わらなかった。ただ、今回は挑戦者のつもり。ファンの皆さんにも、そういう目で見守ってほしい」と須貝調教師は満足そうな表情を浮かべていた。