西武の辻発彦監督が16日、都内の西武本社を訪れ、後藤高志オーナーに今シーズンの報告を行った。
今季は開幕早々に主力が故障離脱するなど、戦力がそろわず、42年ぶりとなる最下位でシーズンを終えた。辻監督は「まずは『この成績で申し訳ありませんでした』と話した。ただ、今年は若い選手たちにチャンスを与える機会が増え、若い選手が経験を積むことで戦力的にはプラスになったと思います。来シーズンは新しい助っ人も来るでしょうし、優勝目指して頑張ります」と話した。
報告を受けた後藤オーナーは「今年は6位だったけど、辻監督の監督としての力量や采配は立派。リーグ優勝と日本一を目指してやってもらいたい。そのためにも、全力をあげてサポートする」と6年目に突入する辻政権に期待を寄せた。
今季、在籍した外国人5選手は全員退団。今後の補強について同オーナーは「渡辺GMを中心にやってもらいます。いろいろと調査してる段階。とても楽しみ」と話した。