◆第26回東京スポーツ杯2歳S・G2(11月20日・芝1800メートル、東京競馬場)
アイビーSで2着のグランシエロ(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父ハーツクライ)が、初重賞参戦に向けて順調に調整されている。
1週前追い切りは、三浦皇成騎手が乗って、美浦・Wコースで併せ馬。パルマリア(6歳2勝クラス)を5馬身追走して併入した。
「これまでは馬のリズムを重視してきたが、今回はある程度のポジションを取れるような調教をしてきた」と武井亮調教師。
スタートに課題を残すが、近2走は最速の上がりで1、2着。前走も出遅れたが、直線で鋭く伸びてタイム差なしの首差まで詰め寄った。最後は「確実に伸びる」と、トレーナーはこの馬の末脚を信頼しての作戦を練っている。