【プチ鹿島の本音】平井卓也氏の小選挙区敗因は映画「なぜ君は総理大臣に~」以外にもあったのでは

スポーツ報知
プチ鹿島

 目がクギ付けになりました。衆院選で激戦区の「香川1区」を取り上げた記事です(報知10月26日付)。

 初代デジタル相を務めた自民・平井卓也氏と、立民・小川淳也氏による7度目の対決。演説で平井氏は小川氏が取り上げられたドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」について言及。

 「相手を好きになって私を嫌いになるらしいですね。新しい選挙運動で、通用したら全国会議員が映画を作ることになる」。しかし言葉の冒頭は「私は見てないですけど」。え、見ていない!? 映画を10分ほどの長さに無断編集した「ファスト映画」が問題になっていますが、平井氏は見ないで批判する「ファスト映画批評」という新ジャンルを確立したのかもしれません。

 さて、そんな香川1区に野次(やじ)馬力を発揮して4泊5日で行ってきました。私は選挙は祭りであるとも思うのですが、現地では実際にどんな熱があるのか見てみたかった。面白かったのが各事務所の雰囲気です。小川陣営は老若男女問わず見かけましたが、平井事務所は恰幅(かっぷく)の良い年配男性の出入りが目立った。支持層の違いがそのまま見れたようで興味深かった。その影響もあるのか両陣営の熱気の差は対照的でした。

 平井陣営や支持者に聞くと、ここでも映画の影響をあげる人が多かった。でも映画公開前の4年前の両者の対決も大接戦であり、そのあと小川氏は統計不正問題への追及で注目され、平井氏は大臣になったけど接待問題などさまざまな報道が出た。今回平井氏は小選挙区で敗れましたが、現地のマスコミも含めて「映画以外」の理由をちゃんと分析したほうがよいのでは。

 あと大事なこと。香川1区で食べたうどんは美味(おい)しかったです。選挙の旅は楽しかったなぁ。来年の参院選もどこか行こう。(時事芸人)

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