保育料が0歳から無料! 子育て世帯に優しい魅力的な自治体2つを紹介(北海道)

写真はイメージです
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 働く親にとって重要な存在である保育園。この保育料は、種類や自治体によって異なるが、国の政策により2019年10月から幼稚園、保育所、認定こども園等の無償化が開始され、現在では満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間の保育料が原則無償化された(0~2歳児クラスの場合、住民税非課税世帯のみ無償化)。0~2歳児においては親の収入に応じて保育料が異なり、認可保育園でも月額10万円近くになる場合もある。

 最近では自治体独自に0歳から就学前まで所得制限なしで完全に無料という、子育て世帯に優しい自治体が増えつつある。記者も保育園に通う2歳の子どもがおり、家計における保育料の存在感は決して小さくない。そもそも認可保育園に入園することが困難なため転居などは考えてはいないが、そのような子育て世帯に優しい自治体は非常に気になる存在だ。今回は、北海道の2自治体を紹介する。

 ●北海道三笠市(保育料&副食費は支払うが、その額相当の市内の加盟店舗で利用することができる三笠市商工会が発行する「みかさ共通商品券」を交付)

 ●北海道歌志内市(給食費も無料)

 リモートワークが普及し転居する人も増えつつある昨今。このような施策は子育て世帯への訴求力は抜群で、子育て世帯の転入がどれほど増えるのか注目していきたい。

 ※保育園には児童福祉法に定められた基準を満たし、国から認可されている「認可保育園」と、認可されていない保育園とがある。今回は基本的には認可保育園に限って紹介している。

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