B1富山グラウジーズが3連勝 残り0・7秒で決勝ゴールの松井啓十郎にコカ・コーラ1年分

スポーツ報知
試合後、笑顔を見せる松井

◆バスケットボールB1リーグ 富山90-89三遠(14日・富山市総合体育館)

 西地区9位の富山グラウジーズは、90-89で同10位の三遠ネオフェニックスに勝利し、今季初の3連勝を飾った。終盤まで大接戦となったが、88点の同点だった第4クオーター(Q)残り0・7秒で、元日本代表シューターの松井啓十郎(36)がミドルレンジからのジャンプシュートを決めて勝ち越し。残り0・6秒で三遠がフリースロー2本のチャンスを得たが、2本目を外して勝利となった。2055人のファンも大きな拍手で後押しし、ホームで劇的勝利。ヒーローとなった松井には試合後、北陸コカ・コーラボトリング社からコカ・コーラ1年分(350ミリリットル缶、365本)の目録が贈呈された。松井は「(宇都)直輝からいいパスが来た。同点だったので、外してもいいかなと、軽い気持ちで打てました。(宇都に)コーラを半分、分けてあげようかな」と満面の笑顔を見せた。

 ベテランの凄みを見せつけた。JBL、NBL、B1リーグで3ポイント王を3度獲得し、日本代表として活躍した実績を誇る。富山に移籍した今季は、開幕前から右足首を故障し、完治しないまま出場を強行してきた。浜口炎HCは「足の状態が良くなく、痛みを我慢できるかどうか。プレーしながら治していこうと話している」と説明。シュート感覚を維持するため、練習も休むことなく出続け、この日も11得点を挙げるなど、3試合連続の2ケタ得点をマーク。3点シュート成功率は49・1%で、リーグ2位をキープする。指揮官は「プレータイムとシュート本数があれば、これくらいの数字は普通に残せる。彼がいることによってチームが落ち着くし、英語も話せるのでコミュニケーションの面でも重要な役割を担っている」と大きな信頼を寄せる。

 次戦は12月1日の天皇杯4次ラウンド1回戦で川崎ブレイブサンダースと戦った後、12月4、5日にはアウェーで琉球と対戦する。「自分たちのディフェンスを修正し、連勝を続けていきたい」と松井。チームを支えるベテランシューターが強敵撃破を誓う。(中田 康博)

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