11月14日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル=14頭立て)は単勝9番人気のカレンマックナイト(牡、栗東・平田修厩舎、父カレンブラックヒル)がゴール前の接戦を制し、デビューVを飾った。勝ち時計は1分37秒1(良)。単勝1番人気でG1・2勝のソウルスターリングを全姉に持つスタニングスター(牝、栗東・友道康夫厩舎、父フランケル)は直線で伸びず、9着に終わった。
道中は逃げ馬を見ながら、前半1000メートル62秒1のスローペースを2番手から追走。直線ではジワッとギアを上げるように加速すると、同じく先行するフィンスタビライザとの叩き合いを制し、ゴール前で差を詰めてきたハンスの追撃を首差しのいだ。
同馬は叔父に2019年ジャパンCなどG1・2勝のスワーヴリチャードを持つ血統。騎乗した松若風馬騎手は「調教の感じから、いい背中をしているなと思っていましたが、非力なところもあるので、レースでどうかなと思っていました。芝にいって、いい走りでした。初戦としては、いいレースだったと思います」と振り返っていた。今後は未定。