仙台育英の吉居駿恭が1万メートルで高校歴代3位 兄は中大エースの大和

1万メートル高校歴代3位をマークした仙台育英高・吉居駿恭
1万メートル高校歴代3位をマークした仙台育英高・吉居駿恭

 日体大長距離競技会が13日、横浜市の日体大健志台陸上競技場で行われ、男子1万メートルで宮城・仙台育英高の吉居駿恭(3年)が高校歴代3位となる28分11秒96の好タイムで走破した。いずれも2004年11月の同競技会でマークされた佐藤悠基(長野・佐久長聖高)の28分07秒39、仙台育英高の先輩の佐藤秀和の28分10秒32に次ぐタイムをたたき出した吉居は「調子が良かったので、うまくいけば27分台も出せると思っていました」と、大物ぶりを見せつけた。

 吉居は、父・誠さんが強豪トヨタ自動車の元ランナーだったため、トヨタ自動車の本拠地の愛知・田原市で生まれ育った。母・美奈子さんもトヨタ自動車で活躍し、1991年の5000メートルで日本ランク79位になった全国レベル。そして、2学年上の大和は中大のエースとして活躍中だ。一昨年の12月の全国高校駅伝ではチームメートとして共に戦い、全国優勝を果たした。

 大和は高校卒業直前に高校歴代5位の28分35秒65をマークしている。「まずは兄の高校時代の記録を超えることが目標だったので、それは良かったです。でも、27分台を出せなかったので、悔しくもあります」と落ち着いた表情で話した。

 今年は今回でトラックレースは終了。今後は12月の全国高校駅伝でチームメートとともに2年ぶりの優勝を目指す。エース区間の1区(10キロ)出走を熱望する。5000メートルの日本高校記録(13分31秒19)を持つ佐藤圭汰(京都・洛南高)、同歴代4位(13分38秒96)の吉岡大翔(長野・佐久長聖高)ら強敵との対決に臨む。「佐藤君や吉岡君をはじめ強い選手が多いので、区間賞を取るためには28分30秒は切らなければいけないと思っています。チームのために頑張りたいです」と吉居は静かな口調で闘志をみなぎらせた。

 来春以降は兄の大和と共に大学駅伝界での活躍が期待される。

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