【巨人】亀井善行が来季1軍外野守備走塁コーチに就任 大竹寛は巡回コーチ就任へ

スポーツ報知
最後の試合を終え、ファンに手を振ってグラウンドを後にする亀井善行

◆2021JERA クライマックスシリーズ セ 最終S第3戦 ヤクルト2x―2巨人=規定により9回表終了で引き分け=(12日・神宮)

 「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」最終ステージ(S)3戦目にヤクルトと引き分け、敗退が決まった巨人の今季全日程が終了した。今季限りで現役を引退した亀井善行外野手(39)が、来季から1軍の外野守備・走塁コーチに就任することが12日、分かった。同じく引退する大竹寛投手(38)も巡回コーチに就任予定。小笠原道大氏(48)を2軍打撃コーチに、駒田徳広氏(59)を3軍監督に招へいし、若手の育成に力を注ぐ。

 亀井の17年間の選手生活が、幕を閉じた。やりきった。純粋にその気持ちが心の中に広がった。

 「みんなと1試合でも多く野球したい気持ちはありました。結果は残念でしたけど、満足いく終わり方かな。後悔はないし、よく17年間耐えてこられたなと思います」

 アドバンテージを含め3勝を許して崖っぷちの中で「2番・左翼」でスタメン出場。3回1死一塁からランエンドヒットの形で右前へ放った打球が、結果的に最後の安打となった。続く坂本の中犠飛で先取点を呼び込んだ。試合前の円陣で「負けてもうたら俺、終わってまうから、頼みます。俺自身も頑張るんで」。自身にもチームにも相通ずる言葉をかけ、体現した。だが、日本シリーズ進出はならなかった。

 ただ、プロ野球人生の“第2章”は、すぐにやってくる。来季は1軍のコーチとして外野守備、走塁面を担当する。10月21日に行われた引退会見でも「守備に関しては本当に譲れないところがあります。いまだに守備は若い選手に負けてない」と強烈なプライドをにじませていた。絶妙なポジショニング、落下点への入り方、フェンスへの体の預け方…。まだ多くのファンが鮮明に思い出せる背番号9の外野守備の極意を若手に還元し、鉄壁の守備構築に大きな期待が寄せられる。

 また同様に、今季限りで現役を引退した大竹も、来季から巡回コーチとして指導に当たることが判明。プロ20年間で、先発から中継ぎまで様々な役割をこなしてきた経験を1軍からファームまで、幅広く還元していく役割を任される。宮本投手チーフコーチから「投手陣のオアシス」と称された愛されキャラで後輩からの信望も厚く、選手に寄り添った指導に期待がかかる。

 野上も来季から球団スタッフとしてチームを縁の下から支えることが決まった。今季で現役に幕を引いた3選手が、野手、投手それぞれに良き“兄貴分”として、後進の育成に尽力する。

 ◆亀井 善行(かめい・よしゆき)1982年7月28日、奈良県生まれ。39歳。中大から04年ドラフト4巡目で巨人入り。09年WBC日本代表で世界一。同年は初の規定打席到達でゴールデン・グラブ賞受賞。通算1413試合出場、打率2割5分7厘、1069安打、101本塁打、462打点。178センチ、82キロ。右投左打。

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