明日は盛りだくさん(栗東)

スポーツ報知

 こんにちは、山本です。今週は金曜日ですが、栗東からのパッチパチ。午前7時前、調教スタンドへ向かう時には雨が降るわ、風が吹くわで絶望的な気分でしたが、取材時には何とか天気は持ち直してくれました。しかし、寒かったなぁ。

 さて、昨日は日本代表のサッカーW杯予選、ベトナム戦が行われていたようです。どうやら1―0で何とか勝った様子。普段ならもっと盛り上がってもいいはずなんですけど、何か遠くで眺めているような感じで書いているのは、この試合が地上波で全く放送されなかったからなんでしょうねぇ。元々、それほどサッカーをガッツリ見るタイプではないワタクシでも代表戦ぐらいは目を通していたのは、やはりテレビで放送されていたからこそ。その影響力を知らぬ間に感じています。

 よくよく考えると、オリンピックだって、あらゆる競技を画面越しに観戦することで興味がわいて、盛り上がることが多いような気がする。「入り口」は我々の新聞より、テレビの方が入りやすいんでしょうね、きっと。しかし、そう考えると、テレビ中継なんてほとんどなかった大分県で競馬にハマったワタクシは相当にギャンブル好きの遺伝子があったのか。そういえば、父親は日々麻雀、時に別府競輪で楽しんでいたような気がする…。

 ということで、お仕事として、競馬に接していると必死に自分に言い聞かせつつ、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 阪神5Rの新馬には登場しますね、【アーティット(牡、父ディープインパクト、母アブソリュートレディ)】です。友道厩舎で、馬主は金子真人HD。これだけでも走りそうなのに、姉に仏G12勝のラクレソニエールを持ち、昨年のセレクト1歳セールでは2億2000万円もするんだから、そりゃあね、という話ですよね。ただ、夏場はぶっちゃけ、ダンテスヴューのようなかなりの感触を取材で感じる存在とまではいかなかったんです。ただ、秋に栗東に入ってからは変わりましたね。

 「これから良くなってくる馬だと思うけど、動きはいいですね。ゆったり走れているし、性格もおっとりしている」と友道調教師が言えば、大江助手も「ガラッと変わってきましたね。バランスのいい成長をしていると思います」と手応えを口にします。現状ではディープ産駒ながら瞬発力というより、長くいい脚を使えるタイプとのこと。これは「まだ良くなる馬」(友道調教師)という思惑通りの成長が加われば変わってくるでしょうし、まずは初陣でどんな走りをするのか注目したいところです。

 続いては東京9R。先週もお伝えしたオキザリス賞です。本日の栗東で「思ったより人気がないね」と苦笑いを浮かべていたのが【ジレトール(牡、父ロードカナロア)】のことです。「条件もいいと思うし、調整も順調なんですけどね」と言葉を続けます。元々、この馬のことはかなり買っていますし、ここを勝って、もう一度芝を使いたいという思惑もある様子。一気の連勝に期待です。松永幹厩舎といえば、半兄にマイラプソディを持つ【マイシンフォニー(牝、父ディープインパクト)】は復帰へ向けての調整を行っていましたが、目の角膜炎になってしまったとのことで放牧へ。「そんなに重い症状ではないけど、少し間隔が空くことになるからね」と肩を落としていました。

 最後に阪神11Rのデイリー杯2歳Sです。こちらは8頭と少頭数ですね。新馬、新潟2歳Sを連勝している中内田厩舎の【セリフォス(牡、父ダイワメジャー)】は藤岡佑Jとの初コンビ。2週連続で追い切りに騎乗し、「動きはいいです。右回りが初めてなので、スムーズに走れれば」と手応えをつかんでいるようです。無傷の3連勝となれば、次戦に予定する朝日杯FSでも当然、主役候補となるでしょう。

 サウジジアラビアRC組も注目です。3着の【スタニングローズ(牝、父キングカメハメハ)】は重賞で惜しい競馬が続きます。「前走から体が減っているかもしれませんが、アバラの上を触っても、余裕がありました。いいんじゃないですかね。マイルが一番いいと思います」と高野調教師。ここは何とかひと押しを利かせたいところです。4着の【ウナギノボリ(牡、父ドレフォン)】も前走は出遅れからロスの多い競馬となってしまいました。「状態はいいと思います。距離は前走から大丈夫だと思いますし、ジョッキーも分かってくれていますから」と生野助手はデビューVへ導いた和田竜Jの手綱さばきに期待しています。

 最後に須貝厩舎の【プルパレイ(牡、父イスラボニータ)】。須貝調教師は自信がありそうでしたね。「思ったより、いいメンバーにはなったけど、この馬も成長しているしね。ミルコもかなり手応えがありそうだったよ」と口にします。先行策から、もうひと脚を使えるというのは、今回の少頭数では大きな強み。3連勝、十分にありそうです。

 その須貝調教師が「すごいかもよ」と今、かなり手応えを感じているのが【ハイパーストーム(牝、父Stormy Atlantic、母Queens Turf)】です。お母さんも須貝厩舎にいた、ゆかりの血統馬ですが、この馬、当ブログにも何度か登場しているんです。ただ、少しアクシデントがあったりしたんですよね。けど、先週の坂路では50秒6の好時計をマーク。「走りが軽い。これはいい馬。楽しみだね」と言葉が弾みます。現時点では11月27日の阪神芝マイル、武豊Jでのデビューを予定しています。あと、アルテミスSで2着だった【ベルクレスタ(牝、父ドゥラメンテ)】は阪神JFへ向かう予定です。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

阪神6R・4ショウナンアーチー(「前走は内めで動くに動けない位置に入ってしまった」と松下調教師。今回は頭数も落ち着き、本来の長くいい脚を存分に繰り出す)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

阪神7R・9メッザノッテ(「今の阪神はいいと思うし、2週連続でいい時計が出ています」と寺島調教師。立て直した効果に期待)

福島12R・14インザムービー(間隔を空けた方がいいタイプ。仕上がりもいい)

東京8R・8デルマセイジ(こちらも間隔を空けた方がいい。マイルも合う)

東京10R・2キャッチミーアップ(この舞台、軽ハンデで一瞬の脚が生きる)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

競馬

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