箱根駅伝でシード逃した東洋大元アンカーが女子サッカー界で奮闘中…マイナビ仙台レディース・大橋怜さん

スポーツ報知
マイナビ仙台の企画営業部長として活躍する大橋怜さん(本人提供)

 今年9月に始まった日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)のマイナビ仙台レディースの企画営業部長として奮闘する大橋怜さん(38)は、サッカーとスポーツ愛にあふれている。

 それもそのはず。中学時代はサッカー部に所属。その一方で駅伝で活躍し、岐阜・土岐商入学と同時に陸上に専念。東洋大4年時の2005年箱根駅伝で10区を走った経験を持つ。

 「スポーツに対する愛情と興味が私の基盤です」と大橋さんは迷いない。

 東洋大卒業後、実業団のJALグランドサービス、大学生協関連会社を経て27歳でマイナビに転職。スポーツに対する深い造詣が評価され、今年2月、マイナビ仙台のフロントへ異動。集客、スポンサー探しが主な仕事だ。「普段はピッチから一番遠い場所で仕事をしています」と笑顔で話す。

 第8節終了時点でマイナビ仙台は2位。「目標は初代王者」とプロクラブのフロントとして目を光らせた。

 仕事に全力を注ぎつつ、いつも母校の東洋大を応援している。「大学時代は故障が多く、4年になって最初で最後の箱根駅伝を走ることができましたが、アンカーの私は13位でゴールしてシード権(10位以内)を逃しました」と16年前の出来事を静かに語った。その後、一転、声を弾ませて「私たちがシード権を逃した翌年から今年までずっとシード権を取っているんですよ!」。

 東洋大は7日に行われた全日本大学駅伝で10位に終わり、伊勢路では14年ぶりにシード権(8位以内)を逃した。「箱根駅伝では心配していません。優勝を目指して頑張ってほしいです」とエールを送った。

 「東洋大が箱根駅伝シードを逃した最後の年のアンカー」というステキな肩書を持つ大橋さんは、マイナビ仙台のために、今日も仙台の街を走り回っている。(竹内 達朗)

 ◆大橋 怜(おおはし・りょう)1983年1月18日、岐阜・大垣市生まれ。38歳。土岐商3年時に全国高校総体5000メートル8位。全国高校駅伝には3年連続で出場し、1年6区19位、2年6区7位、3年3区6位。2001年に東洋大入学。箱根駅伝は4年10区12位。05年に実業団のJALグランドサービスに入社。07年に競技を引退。その後、大学生協関連会社を経て、マイナビに入社。今年2月からWEリーグのマイナビ仙台レディースの企画営業部長に就任。家族は妻。

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