【ロッテ】2日連続4安打で完封負け…もう4連勝しかない井口監督「何とか明日はつなげていきたい」

6回2死、吉田正の打球が直撃し痛そうな表情をみせる先発・美馬(カメラ・渡辺 了文)
6回2死、吉田正の打球が直撃し痛そうな表情をみせる先発・美馬(カメラ・渡辺 了文)

◆2021パーソル クライマックスシリーズ パ 最終S第2戦 オリックス2―0ロッテ(11日・京セラドーム大阪)

 崖っ縁に立たされた。2日連続でわずか4安打に封じられ、18イニング連続無得点でパ・リーグCS初の2試合連続完封負け。日本シリーズ(S)進出には4連勝しかなくなった。

 自慢の機動力すら生かせなかった。今季盗塁王(24盗塁)の荻野、和田を中心にリーグ最多107盗塁を誇るが、この2試合で試みた盗塁は3つ、成功したのは10日の1つだけ。「なかなかつながらない。まあ上位3人が抑えられてますからね」と井口監督が嘆いたように、この日は荻野、中村奨、マーティンが無安打に終わった。塁をかき回すチャンスさえなく、特にマーティンは2試合で8打数無安打5三振と低迷している。

 指揮官は「うちはつながりで勝ってきたチーム。そういう意味では、この2試合できてないので何とか明日はつなげていきたい」と打線の奮起を願った。逆転での日本S進出の可能性を残すには、まずは12日の第3戦を勝つしかない。第4戦には、オリックス戦の防御率1・64の佐々木朗が控えている。一丸で一矢報い、朗希へつなげたい。(小田原 実穂)

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