村田真一氏の見解 巨人は坂本勇人、丸佳浩の前にランナーためないと…1番&捕手を変えるのも現実的な手

スポーツ報知
3回2死、中前安打を放つ坂本(カメラ・相川 和寛)

◆2021JERA クライマックスシリーズ セ 最終S第2戦 ヤクルト5―0巨人(11日・神宮)

 「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」最終ステージ(S)は、巨人がヤクルトに連敗し、日本シリーズ進出へ後がなくなった。中4日の先発・菅野は1点ビハインドの6回、申告敬遠で2死満塁とし、代打・川端を押し出し四球、塩見に走者一掃三塁打の計5失点で力尽きた。打線はわずか2安打でCSでは3度目の2試合連続完封負け。0勝3敗(アドバンテージ1勝含む)となり土俵際に追い込まれた。元巨人捕手のスポーツ報知評論家・村田真一氏は「流れを変える」必要性を訴えた。

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 確かに高橋の出来は素晴らしかった。でも菅野も決して調子は良くなかったけど中4日で意地は見せてくれたと思うよ。この試合で痛感したのはやっぱり、点を取らなきゃ勝てんということ。もう追い込まれたわけやから、何とか流れを変える一手を打つしかないと思う。

 思うにこの2試合、攻撃面ではクリーンアップというよりは1番で勝負が分かれている。2試合で4安打の塩見に対して、松原は8の0で5三振。内容も悪い。1、2打席目も追い込まれた後、ファウルで粘るでもなく三振。これでは俊足も生きないし、チームに勢いも生まれない。松原は梶谷や外国人が不在の穴を埋めてきてくれた今季の立役者の1人やけど、もう1敗も許されなくなった状況では1番を変える、というのが現実的な手やと思う。

 本当なら勇人を持ってきたいところ。でも今は岡本和がいない。得点圏に走者を置いた後のことを考えると、勇人と丸を分断するわけにもいかないと思う。そうすると初戦で2安打した吉川ということになるんやろね。今いるメンバーで最も可能性が見込める打線を組むしかない。これだけ点を取れない状況ならば捕手は打力優先で大城かな。

 まずは坂本、丸の前に走者を置くこと。それ以外の場面でも、塁に1人でも多く出て相手投手にプレッシャーをかけ続けること。ごく基本的なことやけど、それが得点への、勝利への一番の近道になる。実際にこの試合だって初回、3回と安打で走者を出した直後、高橋が四球を出してチャンスを広げている。3戦目先発の原樹理も左右は違うけど、どちらかといえば高橋と似てコントロールはアバウト、球威で勝負するタイプ。粘り、意地を見せよう。1つ勝てば流れは変わる。

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