タイガーマスクがスーパージュニア断念し永田裕志と”アンチエイジング”タッグ…金曜8時のプロレスコラム

永田裕志(右)とのタッグ結成を受諾したタイガーマスク。肩には巨人・原辰徳監督とのコラボタオルが(新日本プロレス提供)
永田裕志(右)とのタッグ結成を受諾したタイガーマスク。肩には巨人・原辰徳監督とのコラボタオルが(新日本プロレス提供)

 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」が13日に東京・後楽園ホールで開幕する。同時開催で悩んでいた4代目タイガーマスクは、かつて連覇経験のあるジュニアのリーグ戦出場を断念し、ヘビー級のタッグリーグ戦に永田裕志と組んで出場することを決めた。

 伝統ある両リーグ戦が、昨年のコロナ禍から歯車が狂い始めた。本来は初夏のジュニアリーグと年末のタッグリーグと住み分けができていたが、昨年はジュニアが中止になり、代替大会として年末にタッグリーグと同時開催という史上初の措置が取られた。

 唯一の連覇を達成(2004、05年)している“ジュニアのレジェンド”タイガーマスクは、昨年は大腸手術による欠場で連続出場記録は18大会でストップした(最多記録保持は変わらず)。仕切り直しの今年、決断を迫られた。正体不明…いや、この言葉は令和の時代になじまないので「本名・年齢非公表」のタイガーマスクだが、マスクマンとしてデビューしてから26年がたつ。

 決断を迫ったのは、同時代を戦ってきた53歳の永田裕志だった。永田は17年にヘビー級の最強決定リーグ戦「G1クライマックス」の卒業を表明。アンチエイジングで現在も第一戦で活躍しながら、G1復帰を求める声が出ても頑(かたく)なに拒み続けている。

 「POWER STRUGGLE」(6日・大阪府立体育会館)でタイガーマスクは「去年、僕は残念ながら出場することができなくて。連続出場というのが途切れてしまったんですね。今年、スーパージュニアには出場しません。永田さんと組んで、ワールドタッグぜひ一緒に闘わせてほしいと決意しました。何度もLINEをいただいたんでね」とコメント。

 永田の試合が終わるのを待ち構え「僕はもう、永田さんを尊敬してますんで。ぜひ組んでやらせてもらいます」と直接、返事した。引退した中西学と組んだ19年から2年ぶりのタッグリーグ出場となる永田は「ジュニアもあるだろうけど、ヘビー級のパートナーになってくれてありがとう。うれしいよ。優勝狙いましょう」と2人はがっちり握手した。時代の流れに応じて変化していけるヘビーとジュニアの元IWGP王者コンビ。28日には永田がプロモーターを務める千葉・東金アリーナ大会もある(メインで鈴木 みのる、TAKAみちのく組と対戦)。まだ終わらない2人による化学反応に期待したい。(酒井 隆之)

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