星組・愛月ひかる「男役に完成はありません」ラスト東京公演で“総仕上げ”へ

サヨナラショーの最後で礼真琴(左)と寄り添い合う愛月ひかる
サヨナラショーの最後で礼真琴(左)と寄り添い合う愛月ひかる

  12月26日付で退団する星組2番手・愛月ひかるが1日の兵庫・宝塚大劇場千秋楽で本拠地に別れを告げた。

 サヨナラショーでは、憧れの演目だった「うたかたの恋」の主題歌を披露。最後は2018年の主演作「不滅の棘」の「バンバン」を仲間と明るく歌った。退団セレモニーでは、07年入団の第93期の同期生で宙組2番手の芹香斗亜(せりか・とあ)にねぎらわれた。

 退団セレモニーでは「宝塚が私のすべて。こんなにも夢中になれ、すべてを懸けたいと思える場所に出会えた私は幸せ者です。憧れが強すぎるがゆえ、葛藤することも多かったですが、常に見失わなかったのは『宝塚が好き』という気持ちです」と、あいさつ。

 東京公演千秋楽をもって卒業となるが「男役に完成はありません。最後の日まで、自分の男役像をつくり上げてまいります」と“総仕上げ”を宣言。トップ・礼真琴には「こっちゃん(礼の愛称)と踊っていると自分まで(うまく)踊れている気がする。すごい飛んでるっ!って。骨折するかも」とジョークも飛ばしたが、全力の完走あるのみだ。

 ラスト作を手がけた「柳生―」の演出・大野拓史氏は愛月について「最初からうまかったし、男らしい感じなのに、うじうじしたところがあったが、だんだん自信を持ち、今では自分の意見もちゃんと言える。卒業しても、このままの輝いた愛月さんでいてくれると信じている」とエール。「モアー・―」の岡田敬二氏は「惜しまれつつの退団ですが、歌唱力、表現力も含め、本当に立派なスターです」と称賛していた。(政)

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