富士北麓が2戦連続2ケタ得点で3度目予選突破も過去2回は本大会中止 不運乗り越え初勝利だ! 第52回春季全国大会山梨支部予選中学生の部

スポーツ報知
決勝の4回1死満塁、富士北麓・志村駿が左翼線二塁打で走者一掃

◆第52回春季全国大会山梨県支部予選 ◇中学生の部▽準決勝 富士北麓ボーイズ15―3笛吹ボーイズ ▽決勝 富士北麓ボーイズ13―6山梨ふじやまボーイズ(11月7日、山日YBS球場)

 来春の全国大会出場を懸けた支部予選の準決勝、決勝で富士北麓ボーイズがともに2けた得点の大勝。2年連続3度目の予選突破を果たした。

 リードを広げられても慌てなかった。富士北麓は準決勝で1年生の1番・池川凛空が3安打3打点と引っ張り、鈴木雄篤主将の代打中越えランニング2ランなど15得点でこの春の代表・笛吹に5回コールド勝ち。決勝は0―4で迎えた4回に好調な打線がつながった。

 7番・天野晴空の四球に小林祐太が左前打で続いたチャンスで上杉凌大が三塁線にセーフティーバントを決めて無死満塁。池川は一邪飛に倒れたが、2番・志村駿磨が左翼線に走者一掃二塁打を放つと、続く鈴木は中越え適時三塁打。上級生が奮起して追い付いた。

 その裏に1点を勝ち越されたが、勢いは止まらない。5回は敵失で逆転し、なお1死満塁。4番・勝俣雅琉が高めのボール球を右越えに運んで走者を一掃した。勝俣は「調子が悪かったのですが、最後のチャンスかもしれないと思って絶対打つつもりでした。自分のストライクゾーンで勝負した」と、この日8打席目の初ヒットが殊勲打となりホッとした様子だった。

 7回にも5番・貴家遥斗(さすが・はると)の左越え適時二塁打、途中出場・椙本憲伸の中前2点打などで加点して勝負あり。渡辺正彦監督は「山梨は寒い時期が長いので、専用室内練習場でのバッティング練習が中心になる。その成果が出ました」と口元を緩めた。

 創部20年目。春全国の予選を突破したのは3度目だが、初出場の2011年は東日本大震災、昨年はコロナ禍でともに中止。連盟は、その大会に出場を決めていたチームへの配慮で「出場回数」にカウントしているが、実際はまだ“全国の舞台”を踏めていない。第52回大会は2022年3月26日、東京・大田スタジアムなどで開幕。鈴木主将は「今日は点を取って勝てましたが、全国の高いレベルにはまだまだ届かないと思う。冬にしっかり練習してレベルアップしたい」と背筋を伸ばした。

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