前回に続いてコロナ禍の箱根駅伝 出場校の関係者、家族に応援自粛を強く求める

今年1月の第97回箱根駅伝往路スタートの風景
今年1月の第97回箱根駅伝往路スタートの風景

 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は9日、例年通り来年1月2、3日に第98回箱根駅伝を開催することを発表した。

 関東学連はこの日、有吉正博会長の名前で「第98回東京箱根間往復大学駅伝競走の開催について」と題する文書を発表。「慎重に協議を重ねてきた結果、第98回大会を予定通り2022年1月2日、3日に開催します」と記した。

 東京教育大(現筑波大)時代に4度、箱根駅伝に出場した経験を持つ有吉会長は開催に向けて、熱く、かつ冷静な思いをつづった。「大正9年(1920年)に第1回大会が開催されて以降、100年を超えて続く東京箱根間往復大学駅伝競走は、太平洋戦争による中断をはさみながらも、駅伝ファンや地域の皆さまに支えられて、第97回大会までたすきをつなげてきました。98回目を迎える今回も、新型コロナウイルス感染症の影響下での開催となります。選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回もテレビなどを通しての応援を頂ければと思います。私たちは地域の皆さま、沿道の皆さまに支えられ、大会を開催しています」

 前回に続き、新型コロナウイルス感染防止対策についても明記された。

 地域住民や駅伝ファンに対しては「応援のための外出をお控えいただき、特に沿道やスタート、フィニッシュ地点、中継所などでの観戦や応援行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」とあくまで「お願いベース」としているが、出場チームの大学関係者や応援団、家族などについては「来場および沿道での応援行為については強く自粛を求めます」と強調した。

 前回優勝の駒大をはじめ上位10校はシード権を持つ。予選会を突破した10校と予選会で敗退した大学の選手で編成される関東学生連合(オープン参加)の計21チームが出場する。

 前哨戦の全日本大学駅伝(7日)を制した駒大、その駒大に大会史上最少8秒差で惜敗した青学大、東京五輪3000メートル障害7位入賞の三浦龍司を中心に勢いに乗る順大、出雲駅伝で3大駅伝通じて初優勝を飾った東京国際大、進境著しい国学院大などが激しい優勝争いを繰り広げることになりそうだ。全チームのランナーは、チームメートや家族の応援はないが、全力で新春の箱根路を走る。

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