広島は8日、マツダスタジアムで秋季練習を開始した。今季は捕手兼一塁手として活躍した坂倉将吾捕手が三塁にも挑戦。新たなポジションでノックを受け、「言われたところで頑張ります。(秋は)シーズンで出た課題、自分のやりたいことをやっていけたら」とユニホームを汚した。
今季は本職での53試合に加え、打力を生かして一塁でも57試合に出場。DHなども含めて自己最多132試合に出場し、リーグ2位の打率3割1分5厘と飛躍した。佐々岡監督は「いろいろ準備をしておけば。あれだけ打撃もいい。使わないというのは(ないから)ね」と新たな可能性に期待した。
5日に獲得を発表した新外国人のライアン・マクブルーム内野手(前ロイヤルズ)は左投げのため、一塁と外野での起用に限られる。河田ヘッドコーチは坂倉が捕手と一塁も継続して守ることを明言した上で、「外国人が来て、どうなるか分からない。いろいろオプションを考えておかないといけない」と説明した。