阪神・梅野隆太郎捕手(30)は今季取得した国内FA権の行使を熟考する意向だ。
今季は勝負強い打撃で前半戦の快進撃を支え、東京五輪では金メダル獲得に貢献。
昨季まで3年連続ゴールデン・グラブ賞の扇の要はシーズン終了となった7日、「五輪、優勝争いと本当にいい経験ができた一年。来年はやるしかないという思いが強い」と振り返った。嶌村球団本部長は梅野がFA権を取得したタイミングで慰留しており、複数年契約の提示を視野に入れ、残留交渉を本格化させる。