故・斉藤仁氏の次男・斉藤立、シニア国際大会デビュー戦で圧巻V 4戦オール一本勝ち

スポーツ報知
斉藤立

 柔道のグランドスラム・バクー大会最終日は7日、バクーで男女5階級が行われ、男子100キロ超級は19歳の斉藤立(たつる、国士舘大)が頂点に立った。

 五輪2連覇の故・斉藤仁氏(享年54)の次男は、今大会がシニアの国際大会のデビュー戦だった。190センチ、164キロの恵まれた体格で、父譲りの体落としや内股など多彩な技を繰り出し、準々決勝で18年世界選手権銀メダルのウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)を破るなど、圧巻の勝ち上がり。初戦から4試合をオール一本勝ちし、GS初優勝を決めた。

 18年に国際大会初出場だったロシア・ジュニア国際を16歳で制し、将来を渇望された。その後は腰痛などで苦しんだが、24年パリ五輪に向け、最重量級の復権を目標に掲げる全日本男子の鈴木桂治監督も大きな期待をかける大器だ。

 新体制の初陣となった10月中旬のGSパリ大会には練習パートナーとして帯同した。大会後も現地に残り、100キロ級の飯田健太郎(旭化成)、66キロ級の田中龍馬(筑波大)と選手3人だけで海外選手を相手に武者修行を行ってバクー入り。鈴木監督は一連の派遣の狙いについて「練習環境の確保と独り立ち。甘えを断ち切るという意味も込めて、こういった時間を取った」と説明した。その思いにも応え、パリ五輪へ最高のスタートを切った。

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