【巨人】CSファイナル進出決定!村田真一さん「シーズン終盤とは見違えるチームになった」リアルタイム解説

スポーツ報知
スポーツ報知評論家の村田真一さんがリアルタイムに解説します

◆2021JERA クライマックスシリーズ セ 第1S第2戦 阪神2―4巨人(7日、甲子園)

 巨人が2連勝でCSファーストステージ(第1S)の突破を決めた。初戦に快勝して迎えた2勝先取の短期決戦第2ラウンド。巨人は2点を先取されたが3回に松原聖弥の適時打、丸佳浩の2点適時打で逆転し、8回にはZ.ウィーラーの中犠飛で追加点を奪って、継投で逃げ切った。

 スポーツ報知評論家の村田真一さんは「これでヤクルトと戦えるチームになった」とシーズン終盤とは違うチーム状態に注目。試合進行に合わせて、ポイントごとに解説した。

【巨人スタメン】

1(右)松原、2(三)若林、3(遊)坂本、4(中)丸、5(左)亀井、6(一)ウィーラー、7(二)吉川、8(捕)大城、9(投)高橋=左

【阪神スタメン】

1(中)近本、2(遊)中野、3(二)糸原、4(一)マルテ、5(三)大山、6(左)ロハス・ジュニア、7(捕)梅野、8(右)佐藤輝、9(投)青柳=右

【村田真一EYE】巨人は昨日の勢いそのままに一気に決めたいよね。相手右腕の青柳をどう攻略するか、というのが見どころかな。コーチやってた時代からそうやったけど、サイドやし、左打者が攻略したい。やっぱり原監督も左を並べてきたね。1番・松原、2番・若林が塁に出て丸の前にランナーをためて得点を積み重ねたいところ。阪神は予想通り近本を1番にもってきて、大山をスタメンで使ってきた。先発の高橋は6回、いや5回まででいいから、最初から飛ばして先に点をやらないことが大事よ。

◇1回

【巨】松原左前安打、若林遊飛、坂本二ゴロ併殺打

【神】近本左前安打、中野三邪飛、糸原の右前安打で近本二進、マルテのとき暴投で近本三進、マルテ、大山ともに三振(両軍0)

【村田真一EYE】初回の攻撃は0点に終わったけど先頭の松原が青柳のツーシームを捉えていい形で出塁できた。それにしても近本はやっぱり1番にいる方が怖い、というよりイヤ。3番と考えると長打の可能性が低いから怖さがないけど、1番なら時には長打もあって打線全体に厚みが出るよね。高橋はその近本にいきなりヒット打たれてどうなるかと思ったけど、落ち着いてよく無失点に抑えた。粘っこい投球が持ち味やね。まずまずの立ち上がり。

◇2回

【巨】丸一飛、亀井投ゴロ、ウィーラー投直

【神】ロハス二直、梅野中越二塁打、佐藤輝の左中間二塁打で梅野生還、青柳三振、近本の右前安打で佐藤輝三進、(投手高木)中野の左前安打で佐藤輝生還、近本二進、糸原一ゴロ(巨0、神2)

【村田真一EYE】佐藤輝に打たれたか…。高橋の球はインコースのいい球だったよ。これは相手をほめるべき。しかし詰まりながら左中間の一番深いところまで飛ばしたパワーは大したもの。それよりも梅野に打たれたセンターオーバーに二塁打がもったいない。逆球の甘い外の真っすぐだったよね。3ボール2ストライクになって真っすぐに張られていたんかな。近本に2本目のヒットを打たれたところで高橋をあきらめたけど、絶対に2点目をやりたくないって原監督の強い意志よね。それにしても代わった高木。初球スライダーを打たれた。う~ん。得点圏に走者がいるんだから様子見という意味でも、ボール気味の球から入るべきやったね。

◇3回

【巨】吉川の遊ゴロを中野が失策、大城の右前安打で吉川二進、高木の代打八百板の右前安打で満塁、松原の左前安打で吉川生還、なお満塁、若林の投ゴロで大城本塁封殺、なお満塁、坂本三振、丸の右前安打で八百板、松原ともに生還、若林一挙三進、(投手伊藤将)亀井四球で満塁、ウィーラー中飛

【村田真一EYE】丸が打ったで! 言った通りでしょ~って、浮かれすぎやな(笑い)。丸の対青柳、今年は打率2割やったけど、19、20年は合わせて15の10で6割6分7厘、相性抜群やったからね。それに昨日も今日も打席でいい雰囲気を出している。青柳はちょっと投げ急いだ感じかな。これがビッグゲームの怖さよね。それにしても無死一、二塁から代打の八百板がよくつないだよ。

【神】(投手戸郷)マルテ左飛、大山四球、ロハスの右前安打で大山二進、梅野三ゴロ併殺打(巨3、神0)

【村田真一EYE】いや~若林よう捕ったなあ。その後すぐに難しい体勢から三塁ベースを踏んだ動きも見事。でも戸郷はちょっと心配やな。ロハスに1ストライクから甘いフォークを打たれたけど、本来ならボール球にしなければいけないところ。でも結果的に若林のプレーもあって0点に抑えられた。この後に期待したいね。

◇4回

【巨】吉川三振、大城中前安打、戸郷スリーバント失敗三振、松原遊ゴロ

【神】佐藤輝四球、伊藤将の代打糸井二飛、近本中飛、中野の右前安打で佐藤輝二進、糸原三飛(両軍0)

◇5回

【巨】(投手アルカンタラ)若林左飛、坂本中飛、丸二ゴロ

【神】マルテ中飛、大山三振、ロハス右越二塁打、梅野捕ゴロ(両軍0)

【村田真一EYE】戸郷の調子は制球を見ても正直、良くない。ストライク、ボールがはっきりしている。ただ逆転された阪神に焦り、力みがあるんやろね。ミスショットが多い。それと4回の若林、5回の丸と味方の好守にも助けられている。戸郷自身もヨレヨレといえばそうなんやけど悪いなりに最後は踏ん張っているよね。流れはここまでは巨人。次の1点を早めに取りたいな。

◇6回

【巨】亀井二直、ウィーラー三飛、吉川一ゴロ

【神】(投手高梨)佐藤輝一ゴロ、アルカンタラの代打山本左前安打、近本右飛、中野四球で山本二進、糸原四球で満塁、(投手鍵谷)マルテ三ゴロ(両軍0)

【村田真一EYE】鍵谷はよう踏ん張ったなあ。それにしても高梨は良くなかった。山本に打たれたヒットは仕方ない。ただ問題はその後。慎重に行くのはいいけど四球、四球はないで。満塁にして降板はちょっといただけないわなあ。次の登板こそ頼むよ! それにしてもよう無失点で切り抜けた。まだまだ流れは巨人やね。

◇7回

【巨】(投手岩崎)大城三振、鍵谷の代打中田三ゴロ、松原四球、若林遊飛

【神】(投手デラロサ)大山二飛、ロハス二ゴロ、梅野遊ゴロ(両軍0)

【村田真一EYE】勇人から始まる8回に1点欲しいね。8、9回を1点差で迎えるのと2点差で迎えるのはバッテリーにとっては、えらい違い。特に短期決戦やからプレッシャーが全然違うよ。

◇8回

【巨】坂本の三ゴロを大山が失策、丸バント三塁内野安打で坂本二進、亀井の投前バントで坂本三進、丸二進、(投手スアレス、捕手坂本)ウィーラーの中犠飛で坂本生還、丸三進、吉川一ゴロ

【村田真一EYE】この1点は大きいね。丸のバント。これがお見事だった。もちろん亀井もよ。犠牲フライのウィーラーは恐らくツーシームを待ってた。相手が球界屈指の守護神スアレスだから、スイングを小さくして犠飛狙いのパンチショット。昨日といい、本当に頼りになるよね。後はしっかり守るだけよ。

【神】(投手中川、一塁若林、三塁広岡)佐藤輝投ゴロ、坂本遊ゴロ、近本三ゴロ(巨1、神0)

◇9回

【巨】大城中飛、広岡三邪飛、松原三振

【神】(投手ビエイラ、捕手小林)中野三振、糸原三ゴロ、マルテ遊撃内野安打(代走熊谷)、大山四球で熊谷二進(代走植田)、ロハス三振(両軍0)

【村田真一EYE】この勝ちは大きいよ! 終盤に2点リードにできたことが大きい。打線を見ても丸をはじめ、打つべき人が打って、またしっかりつないで、和真不在でも勝ちきった。打線に関して言えば初戦を取ったことで、シーズン終盤とは見違えるチームになったよね。ただビエイラなあ…。すんなり終われんもんかなあ。 第1Sを連勝で乗り切れたのは本当に大きいよ。勢いがつくのはもちろんだけど、山口を最終S初戦の先発に回せるからね。これでヤクルトと戦える状態になった。

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