横浜FM、FC東京に8発大勝でACL出場権獲得 日本代表FW前田大然がハット「一体感が出た試合」

小池龍太
小池龍太

◆明治安田生命J1リーグ ▽第35節 横浜FM8―0FC東京(6日・日産ス)

 横浜FMは本拠地でクラブ最多タイとなる8得点を奪ってFC東京に完封勝利。W杯アジア最終予選に初選出された日本代表FW前田大然が今季2度目のハットトリックを達成した。DF小池龍太、MFマルコスジュニオール、MF水沼宏太も加点するなど3試合ぶりの複数得点。3位以内を確定させ、来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得た。

 日本代表の快足ストライカーは誰にも止められない。前半10分、前田はこぼれ球を拾って相手DFを置き去りにし、左足で先制。PKで加点すると、後半3分には左クロスに頭を合わせ今季2度目のハットトリックを成し遂げた。公言してきた通り大台突破の今季21得点目。2位のFWレアンドロダミアン(川崎)と4点差をつけ、得点ランクも首位独走態勢に入ったが、「チームメートが取らせてくれる感じになっている。応えないといけないし、もっとチャンスがあった中で3点だけ。苦しい試合になった時にちょっとしたところで決めないといけない」と謙虚な姿勢は崩さなかった。

 スコットランド・セルティックも興味を示す24歳をマスカット監督は「彼の素晴らしいプレーが欧州で放送されないことを祈る」と冗談交じりにたたえた。チームも2年ぶり優勝を逃し「みんな落ち込んだ」前節・G大阪戦(0●1)のうっぷんを晴らし、2007年横浜FC戦、18年仙台戦に並ぶクラブ歴代最多タイの大量8ゴール。3試合ぶりの白星で来季ACL出場権をつかんだ。「一体感が出た試合」とうなずき、残り3試合での継続を誓った。

 19年南米選手権以来の選出となった代表活動へのアピールにも成功。この日は普段の左FWではなく前田自身最も熱望するセンターFWで先発し、裏への抜け出しに加えて「ひらめきが出てくる」と多彩な動きで多くのチャンスをもたらした。自らも成長を実感しており、改めてどのポジションでも得点源となり得る力を証明した。

 世界で渡り合えるスピードと献身性を武器に、次は日の丸を背負う。「負けられない戦いが続いている。代表とチームで戦い方は違うし、やることも違う。どこで使われるかわからないけど、使われたときは目に見える結果を残したい」と日本をW杯出場へ導くA代表初ゴールをまっすぐに見据えた。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請