全国高校サッカー選手権 富山第一が7年連続32度目の全国切符「あの夕日が忘れられない」

スポーツ報知
スタンドに向かい、喜びを爆発させる富山第一イレブン

◆全国高校サッカー選手権富山県大会 決勝 富山第一1-0富山工(6日、高岡スポーツコア)

 シード校の富山第一が、1-0で富山工に勝利し、7年連続32度目の全国高校サッカー選手権(12月28日開幕・国立競技場ほか)出場を決めた。前半は一進一退の攻防が続いたが、後半は富山第一のサイド攻撃が機能。後半34分にはGKの弾いたボールをMF吉田圭佑(3年)が左足で押し込んで決勝ゴール。守備では5バックの鉄壁守備を見せ、後半は富山工のシュート数をゼロに抑えて勝利した。今大会チームトップの8ゴールを挙げた吉田は「こぼれてきそうだなと思って、スペースに入れたのが良かった。打つことだけを考えていました」と満面の笑顔を浮かべた。

 敗戦を糧に大きく成長した。インターハイ県予選の準々決勝で高岡第一と対戦し、延長戦の末、PK戦で4-5で敗れた。大きなショックを受けたが、前を向いて再スタート。善本洋輔コーチは「1人1人に自覚が生まれた。もっとやらないといけないと、競争も激しくなりました」と振り返る。練習後の自主トレの時間も増え、朝練の人数も増加した。ベンチ外だった吉田は「試合でも、チーム内でも負けたくない。気持ちの面で強くなれました」と一回り成長。夏の後は、新たに7人の選手がスタメン入りして、チームは活性化した。

 全国大会は8年ぶりに国立競技場で開催される。8年前には、改修前の“最後の国立競技場”で富山第一が劇的な初優勝を飾った。日本一に導いた大塚一朗監督は「スタンドが夕日に照らされ、選手たちが輝いていた。あの夕日が忘れられない。もう一度、みんなで手に入れたい」と話せば、当時、テレビ観戦していた吉田は「夕日を目指すのは格好いいと思う。1試合、1点を決めて優勝したい」と闘志満々。一回り成長したイレブンが、2度目の日本一を狙う。(中田 康博)

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