青学大3区の岸本大紀「前半から攻めていきます」 駒大、東京国際大などと優勝争いのキーマン…7日号砲・全日本大学駅伝

全日本大学駅伝の前日調整で軽やかに走る青学大の岸本大紀
全日本大学駅伝の前日調整で軽やかに走る青学大の岸本大紀

 学生3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝は7日午前8時5分、名古屋市の熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。3年ぶり3度目の優勝を狙う青学大はレース前日の6日、愛知・日進市内で最終調整を行い、3区(11・9キロ)に登録された主力の岸本大紀(3年)は軽やかな走りを見せた。岸本は1年時に箱根駅伝2区で日本人ルーキー最高タイムの1時間7分3秒の区間5位と快走し、青学大の優勝に貢献したが、2年時の昨季は股関節痛などに苦しみ、学生3大駅伝をすべて欠場。今大会は1年時の箱根駅伝以来の学生3大駅伝参戦となる。「やっと戻ってこられた。楽しみです」と約1年10か月ぶりの駅伝復帰に笑顔を見せた。

 全日本大学駅伝で2年連続14度目の優勝を狙う駒大、出雲駅伝で学生3大駅伝通じて初優勝を飾った東京国際大、同2位の青学大、同3位の東洋大、同4位の国学院大、同6位の早大などが激しい優勝争いを展開することが予想される。出雲駅伝では東京五輪3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(2年)を欠き、10位と苦戦した順大も巻き返しを図る。箱根駅伝予選会を圧倒的な強さでトップ通過した明大も躍進が期待される。

 3年ぶりの伊勢路制覇を目指す青学大にとって、序盤のキーマンが岸本だ。「岸本はいい練習ができている。岸本らしい前半から突っ込み、後半に粘る走りをしてくれるはずです」と原晋監督は期待を寄せる。岸本自身も「体調は万全に仕上がっています。どんな位置でもチームに貢献する走りがしたい。前半から攻めていきます」と意欲十分に話した。

 最長の最終8区(19・7キロ)は主将の飯田貴之(4年)が登録された。青学大は前々回、前回と2年連続で8区をトップで通過しながら、いずれも逆転負けを喫した。飯田も2年前にアンカーで東海大の名取燎太(現コニカミノルタ)に逆転を許した。今度こそ歓喜のゴールテープを切れるか、注目される。

 出雲駅伝1区(8キロ)で区間賞を獲得した近藤幸太郎(3年)は補欠登録で温存された。今年4月に1万メートルで28分10秒50、7月に5000メートルで13分34秒88と立て続けに青学大新記録をマークしたエースは、当日変更で、主要区間に投入される見込みだ。

 2015年(14年度)の箱根駅伝を制して以来、大学駅伝界の主役となった青学大は昨季、7季ぶりに学生3大駅伝無冠に終わった。復権をかける今季、開幕戦の出雲駅伝では2位と健闘した。原監督は「全員、いい状態に仕上がっています。勝つチャンスは十分にあります」と20年箱根駅伝以来、4大会ぶりの学生3大駅伝12勝目に向けて意欲を示した。

 出場チームは2日まで8区間と補欠5人を登録し、大会当日朝に3人以内の補欠選手を任意の区間に投入できる(区間登録された選手の区間変更は認められない)。青学大の区間登録、補欠登録の選手は以下の通り。

▽1区(9・5キロ) 志貴勇斗(2年)

▽2区(11・1キロ) 中村唯翔(3年)

▽3区(11・9キロ) 岸本大紀(3年)

▽4区(11・8キロ) 高橋勇輝(4年)

▽5区(12・4キロ) 佐藤一世(2年)

▽6区(12・8キロ) 西久保遼(3年)

▽7区(17・6キロ) 横田俊吾(3年)

▽8区(19・7キロ) 飯田貴之(4年)

▽補欠 近藤幸太郎(3年)

▽補欠 関口雄大(3年)、

▽補欠 鈴木竜太朗(2年)

▽補欠 若林宏樹(1年)

▽補欠 田中悠登(1年)

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