東大野球部のデータアナリストがソフトバンク入り…キーエンス内定を辞退しGM付きデータ分析担当に

神宮球場
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 東大野球部学生スタッフ兼データアナリストの齋藤周さん(4年)=都桜修館高=が、1月からソフトバンクのGM付きデータ分析担当となることが5日、分かった。

 齋藤さんが自身のツイッターで「1月から福岡ソフトバンクホークスにて、GM付きデータ分析担当として働かせていただくことが決まりました」と報告した。さらに「ホークスさんとの契約に際して、株式会社アマテクノを設立し代表取締役社長に就任いたします。始めは1人での小さなスタートとなりますが、より多くの方に幸せを届けていくために起業を決意しました」と記した。

 齋藤さんは当初、来春から精密機器メーカーのキーエンスでエンジニアとして働く予定だったが、9月に入り「この1年間自分なりに全力で野球と向き合ってきた結果、幼い頃から憧れてきたプロ野球の世界を目指したいという気持ちがどうしても抑えられなく」なり内定を辞退した。

 齋藤さんはこれまでも「東大野球部にDXを起こして六大学優勝」を目標に、データ分析で選手たちを支えてきた。そして自身のツイッターや「note」で、日々気づいたことなどを発信してきた。

 積極的な情報発信を続け、データ好きの野球ファンが注目する存在に成長。そしてついにソフトバンク入りの話が舞い込んだ。「今回ホークスさんからお話を頂けたのは、このTwitterがきっかけでした。活動に注目し応援してくださったみなさんのおかげでツイートが球団の方まで届き、夢を叶えることができました!本当にありがとうございました!次はみなさんのプロ野球に対する夢を、僕が代わりにどんどん実現していきます!」と夢を実現させた。

 近年、球界ではプロ野球と直接縁がなかった外部企業で働く人が、アナリストとして入団するケースが出始めた。アナリスト起用で先行するメジャーでは、女性のアナリストも誕生し活躍している。

 プレーでプロ入りができなくても、選手や監督・コーチを支えるアナリストとしてプロ入りする人が続々と増えてくれば、野球少年・少女たちの夢の幅が広がることになりそうだ。

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