【中日】中村紀洋打撃コーチ「変わるんですよね、僕が教えると(笑)」根尾、石川昂ら若手の覚醒早くも予感

石川昂弥(左)に指導する中村紀洋打撃コーチ
石川昂弥(左)に指導する中村紀洋打撃コーチ

 中日の中村紀洋打撃コーチが、若竜たちの覚醒を予感した。午前8時半から始まった秋季キャンプ2日目は、ナゴヤ球場と室内を精力的に動き回り、多くの若手に打撃指導を行った。

 午前中は、高橋周平内野手、京田陽太内野手、アリエル・マルティネス捕手へ打撃指導。高橋には「始動を早く、それだけ」と伝え、京田には「根強い癖が残ってるので早く改善できるとは思わないが、本人次第では早く改善できる」と、引き続きアドバイスを送っていくことを明かした。

 個別のフリー打撃で柵越え連発した石川昂には「飛びますね本当。びっくりしてます。元々の素材もあるが、前とは違うような教えをしてあげた方が本人もやる気も出るし、僕の指導方法を考えてやっているところ」。

 同じ個別練習で打ち込んだ根尾も、複数の柵越えをみせ、力強い打球を放ったが、「ようやくうまく体が動いてきたかな。本人には『絶対変えるなよ』、『地道にやってくれ』と頼んでます」。わずか2日での覚醒気配には「変わるんですよね、僕が教えると(笑)」と、早速の手応えに軽妙なトークも飛び出した。

 2日目の練習を終えた根尾も「打てるようになるため森野コーチ、中村紀コーチからたくさんのことを聞きたい。打つためならなんでもします。このキャンプで自分の形を見つけられるように頑張りたい」と意気込んだ。

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