法大・坪田監督「ついに来ましたね」 後輩・徳本監督と箱根路で“オレンジエクスプレス”対決

スポーツ報知
箱根駅伝に向けた壮行会で挨拶をする法大・坪田智夫駅伝監督(写真は19年12月、東京・町田市の法政大学多摩キャンパス)

 第98回箱根駅伝予選会(10月23日)で、駿河台大が8位通過し、悲願の初出場を決めた。駿河台大の徳本一善監督は法大時代、箱根駅伝史上初めて金髪&サングラスの姿で走ったとされるなど数々の「徳本伝説」を持つ。大学時代の2学年先輩で、現在は法大を率いて、今回の予選会ではチームを6位通過に導いた坪田智夫監督も後輩指揮官の奮闘を祝福した。

 坪田監督は「ついに来ましたね」と笑顔で話した。予選会前、徳本監督は「奇跡が起こらないと、うちは厳しい」とこぼしていたという。実際には8位通過という結果を残した“後輩”。「『おめでとう!』って言いに行ったら、『この強風は奇跡でした』と。やはり、持ってる男なんでしょう」。歴史を塗り替えた男を、手放しで褒めたたえた。

 第76回箱根駅伝(2000年)では徳本監督と坪田監督がそれぞれ法大の1、2区を担い、ともに区間賞を獲得。当時は順大と駒大による“紫紺対決”に注目が集まっていたが、一気に旋風を巻き起こした。徳本監督にとっても、当時の学びが今に生きている。

 「2学年上の坪田さんの存在が大きかった。主将だった坪田さんは、自由気ままな僕の扱いには苦労したと思いますよ。実際、衝突もあった。でも、僕は坪田さんの姿勢に影響を受けることは多かった。選手寮と練習グラウンドは4キロほど離れていて、ほとんどの選手が原チャリかチャリンコで通っていた。僕は原チャリでしたね。坪田さんだけは走って通っていた。そして、どんどん強くなった。そのうち、走って通う選手が増えた。僕もそうです。その時、監督の言葉よりも選手の行動がチームに響くと知った。それは今、指導者として生きています」

 互いに影響を受け、成長を重ねた2人。“オレンジエクスプレス”を代表する2人が、新春の箱根路で相まみえる。

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