出雲駅伝から連勝を狙う東京国際大はヴィンセント、ムセンビともに補欠登録 全日本大学駅伝エントリー 駒大、青学大などと優勝争う

スポーツ報知
東京国際大のイェゴン・ヴィンセント

 学生3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝(11月7日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)の区間登録が4日、締め切られた。開幕戦の出雲駅伝(10月10日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)で、大会史上初(第1回大会を除く)の初出場初優勝飾った東京国際大は、イェゴン・ヴィンセント(3年)とルカ・ムセンビ(3年)の2人のケニア人留学生がいずれも補欠登録された。大志田秀次監督は、どちらか1選手の起用を明かしており、当日変更で、どちらの選手がどの区間に投入されるか、注目される。

 東京国際大のケニア人留学生は2人も強力だ。ヴィンセントは箱根駅伝2区と3区の区間記録を持つ。ムセンビは全日本大学駅伝で最長の最終8区(19・7キロ)で1年時に区間賞、2年時に区間2位と快走し、伊勢路を知り尽くしている。

 16人の登録メンバーを決めた10月中旬、大志田監督は「全日本大学駅伝でケニア人留学生の起用は1人。どちらが出場するか、どの区間を走るか、決まっていません」と慎重に話していた。ヴィンセントかムセンビか。駅伝ファン、そして、ライバル校も注目している。

 また、出雲駅伝3区(8・5キロ)でトップに立ち、優勝の立役者となった丹所健(3年)も補欠登録。丹所は出雲駅伝後に故障したことを明かしており、当日に起用されるかを含めて、こちらも注目される。

 出雲駅伝では出場6選手をはじめ、登録10選手の全員が3年生以下。4年生はひとりもメンバー入りできなかったが、全日本大学駅伝では三浦瞭太郎主将、野沢巧理と2人の4年生が区間登録された。最上級生の意地が期待される。

 全日本大学駅伝は18年大会から区間割りが大きく変更された。8区間と106・8キロの総距離は従来と同じだが、最終8区を除く7区間の距離が変わった。1区が最短の9・5キロで、2区から6区まで11・1キロ~12・8キロのスピード区間。7区が17・6キロ、8区が従来通り最長の19・7キロとロング区間。「先手必勝」が駅伝の定石だが、終盤2区間の距離が全体の35%を占めるため、区間配置は難解。各監督の腕の見せ所となる。

 前回優勝の駒大など上位8校のシード校をはじめ、全国の25校とオープン参加する日本学連選抜と東海学連選抜の計27チームが参加。伊勢路で2年連続14度目の優勝を狙う駒大、出雲駅伝で学生3大駅伝通じて初優勝を飾った東京国際大、同2位の青学大、同3位の東洋大、同4位の国学院大、同6位の早大などが激しい優勝争いを展開することが予想される。出雲駅伝では東京五輪3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(2年)を欠き、10と苦戦した順大は巻き返しを図る。箱根駅伝予選会を圧倒的な強さでトップ通過した明大も躍進が期待される。

 出場チームは2日まで8区間と補欠5人を登録し、大会当日朝に3人以内の補欠選手を任意の区間に投入できる(区間登録された選手の区間変更は認められない)。東京国際大の区間登録、補欠登録の選手は以下の通り。

▽1区(9・5キロ) 佐藤榛紀(1年)

▽2区(11・1キロ) 山谷昌也(3年)

▽3区(11・9キロ) 三浦瞭太郎(4年)

▽4区(11・8キロ) 白井勇佑(1年)

▽5区(12・4キロ) 生田琉海(2年)

▽6区(12・8キロ) 奥村辰徳(3年)

▽7区(17・6キロ) 野沢巧理(4年)

▽8区(19・7キロ) 宗像聖(3年)

▽補欠 イェゴン・ヴィンセント(3年)

▽補欠 ルカ・ムセンビ(3年)

▽補欠 丹所健(3年)

▽補欠 堀畑佳吾(3年)

▽補欠 冨永昌輝(1年)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請