青学大の岸本大紀は3区登録 全日本大学駅伝区間エントリー 駒大、東京国際大などと優勝争う

スポーツ報知
青学大・岸本大紀

 学生3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝(11月7日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)の区間登録が4日、締め切られた。3年ぶり3度目の優勝を狙う青学大は、昨季の故障から復帰した主力の岸本大紀(3年)が3区(11・9キロ)に登録された。岸本は1年時に箱根駅伝2区で日本人ルーキー最高タイムの1時間7分3秒の区間5位と快走し、青学大の優勝に貢献したが、2年時の昨季は股関節痛などに苦しみ、学生3大駅伝をすべて欠場。今大会は1年時の箱根駅伝以来の学生3大駅伝参戦となる。1年時には全日本大学駅伝では2区(11・1キロ)で区間新記録の区間5位と好走した。青学大の原晋監督は「岸本はいい練習ができています。期待しています」と信頼を寄せる。

 岸本と同様に箱根駅伝2区経験者の中村唯翔(3年)は2区(11・1キロ)に登録された。前回大会は3区で8人をゴボウ抜きしてチームに良い流れを呼び込んだ。1年前の快走の再現を目指す。

 前回大会、ルーキーながら5区(12・4キロ)で区間新記録をマークした佐藤一世(2年)が再び5区に登録。今回もレース中盤の切り札として期待される。

 エース区間の7区(17・6キロ)は、今季の学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月10日、島根・出雲市)の最終6区で2位争いを制した横田俊吾(3年)が抜てきされた。

 最長の最終8区(19・7キロ)は主将の飯田貴之(4年)が登録された。青学大は前々回、前回と2年連続で8区をトップで通過しながら、いずれも逆転負けを喫した。飯田も2年前にアンカーで東海大の名取燎太(現コニカミノルタ)に逆転を許した。今度こそ歓喜のゴールテープを切れるか、注目される。

 出雲駅伝1区(8キロ)で区間賞を獲得した近藤幸太郎(3年)は補欠登録で温存された。今年4月に1万メートルで28分10秒50、7月に5000メートルで13分34秒88と立て続けに青学大新記録をマークしたエースは、当日変更で、主要区間に投入される見込みだ。

 2015年(14年度)の箱根駅伝を制して以来、大学駅伝界の主役となった青学大は昨季、7季ぶりに学生3大駅伝無冠に終わった。復権をかける今季、開幕戦の出雲駅伝では2位と健闘した。原監督は「全員、いい状態に仕上がっています。勝つチャンスは十分にあります」と20年箱根駅伝以来、4大会ぶりの学生3大駅伝12勝目に向けて意欲を示した。

 全日本大学駅伝は18年大会から区間割りが大きく変更された。8区間と106・8キロの総距離は従来と同じだが、最終8区を除く7区間の距離が変わった。1区が最短の9・5キロで、2区から6区まで11・1キロ~12・8キロのスピード区間。7区が17・6キロ、8区が従来通り最長の19・7キロとロング区間。「先手必勝」が駅伝の定石だが、終盤2区間の距離が全体の35%を占めるため、区間配置は難解。各監督の腕の見せ所となる。

 前回優勝の駒大など上位8校のシード校をはじめ、全国の25校とオープン参加する日本学連選抜と東海学連選抜の計27チームが参加。伊勢路で2年連続14度目の優勝を狙う駒大、出雲駅伝で学生3大駅伝通じて初優勝を飾った東京国際大、同2位の青学大、同3位の東洋大、同4位の国学院大、同6位の早大などが激しい優勝争いを展開することが予想される。出雲駅伝では東京五輪3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(2年)を欠き、10と苦戦した順大は巻き返しを図る。箱根駅伝予選会を圧倒的な強さでトップ通過した明大も躍進が期待される。

 出場チームは2日まで8区間と補欠5人を登録し、大会当日朝に3人以内の補欠選手を任意の区間に投入できる(区間登録された選手の区間変更は認められない)。青学大の区間登録、補欠登録の選手は以下の通り。

▽1区(9・5キロ) 志貴勇斗(2年)

▽2区(11・1キロ) 中村唯翔(3年)

▽3区(11・9キロ) 岸本大紀(3年)

▽4区(11・8キロ) 高橋勇輝(4年)

▽5区(12・4キロ) 佐藤一世(2年)

▽6区(12・8キロ) 西久保遼(3年)

▽7区(17・6キロ) 横田俊吾(3年)

▽8区(19・7キロ) 飯田貴之(4年)

▽補欠 近藤幸太郎(3年)

▽補欠 関口雄大(3年)

▽補欠 鈴木竜太朗(2年)

▽補欠 若林宏樹(1年)

▽補欠 田中悠登(1年)

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