くも膜下出血で休業していた高田潤騎手が14日の福島で復帰へ 「もう大丈夫です」

スポーツ報知
栗東トレセンで元気な姿をみせた高田潤騎手

 くも膜下出血で戦列を離れていた高田潤騎手=栗東・フリー=が11月14日の福島競馬で復帰することが4日、わかった。4Rか、5Rの3歳上障害未勝利(どちらも芝2750メートル)で、初障害のジンゴイスト(セン6歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ハーツクライ)とのコンビで臨む。

 高田潤騎手は9月20日にブラックムーンに騎乗した中山1Rで勝った後、激しい頭痛があったため病院に搬送されて入院。9月29日に退院し、その後の検査で問題はなく、10月26日滋賀・栗東トレセンで調教騎乗を再開していた。

 高田潤騎手は「しばらく馬に乗っていなかったので、調教を再開したばかりの頃は体力的につらかったけど、徐々に慣れてきました。もう大丈夫です」と全快宣言。そして「LINEなどで心配していただくメッセージが、重賞を勝ったときの3倍も来ました。こうやって、くも膜下出血を公表することで、多くの方が脳について注意を払い、助かる方が増えるならと思います」と呼びかけていた。

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